十分な実績を上げているにもかかわらず、自分より仕事ができないのにうまく立ち回っている同期のほうが 先に昇進してしまった……。社内力学が働くと、こういうことが起こり得ます。
実力に見合ったポストが与えられない「役不足」になることは、誰にもあります。あなたも、その1人かもしれません。
「なんで私ではないんですか?」
人事担当者にそう詰め寄っても、あとの祭りです。覆るわけがないのですから、納得がいかなくても受け入れるしかありません。
それは、人事担当者に「見る目」がなかっただけです。
役不足になったとき、してはならないことがあります。それは、自分を差し置いて昇進した人の足を引っ張ることです。
足を引っ張って誰かを引きずりおろしたら、必ず反動が出ます。今度は自分が足を引っ張られることになります。
「納得がいかない……」
そう憤って、様子見を決め込むのも得策ではありません。
それは、一種のサボタージュです。
「あいつはふてくされている」と見られてしまって、自分で自分の評判を下げることになります。
とるべき態度は、ただ1つです。それは、自分より先に出世した人を応援することです。これは、何も相手に取り入ることでも貸しをつくることでもありません。
同期にしても、自分のほうが先に出世したことに忸怩たる思いがあります。あなたが相談相手になったり、アシストしたりするだけで百人力を得たように感じます。
それをするだけで、十分です。あとは自分の仕事を着実にこなして、実績を上げていきます。
そうすると、先に出世した同期のマネジメント力と、あなたのアシスト力の両方が評価されるようになります。
「彼(彼女)も頑張っているね」という声が、大勢を占めるようになり、人事も重い腰を上げて、あなたを処遇するようになります。
役不足は、不遇をかこつことではありません。「もっと何ができるだろうか」と、自分に問いかける絶好の機会です。甘んじて受け入れてもいいのです。
(朝の独り言☆)
本日、新刊の見本が届きました。自信作です。必ず読んで下さい。18日頃から並びます。また、同じPHPの文庫『年収1億円を引き寄せる1%の人だけが実行している45の習慣 』の増刷が決まりました。ファミリーマートでの展開も決まりました。とても嬉しいです。「なんで私ではないんですか?」
人事担当者にそう詰め寄っても、あとの祭りです。覆るわけがないのですから、納得がいかなくても受け入れるしかありません。
それは、人事担当者に「見る目」がなかっただけです。
役不足になったとき、してはならないことがあります。それは、自分を差し置いて昇進した人の足を引っ張ることです。
足を引っ張って誰かを引きずりおろしたら、必ず反動が出ます。今度は自分が足を引っ張られることになります。
「納得がいかない……」
そう憤って、様子見を決め込むのも得策ではありません。
それは、一種のサボタージュです。
「あいつはふてくされている」と見られてしまって、自分で自分の評判を下げることになります。
とるべき態度は、ただ1つです。それは、自分より先に出世した人を応援することです。これは、何も相手に取り入ることでも貸しをつくることでもありません。
同期にしても、自分のほうが先に出世したことに忸怩たる思いがあります。あなたが相談相手になったり、アシストしたりするだけで百人力を得たように感じます。
それをするだけで、十分です。あとは自分の仕事を着実にこなして、実績を上げていきます。
そうすると、先に出世した同期のマネジメント力と、あなたのアシスト力の両方が評価されるようになります。
「彼(彼女)も頑張っているね」という声が、大勢を占めるようになり、人事も重い腰を上げて、あなたを処遇するようになります。
役不足は、不遇をかこつことではありません。「もっと何ができるだろうか」と、自分に問いかける絶好の機会です。甘んじて受け入れてもいいのです。
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