優勝な人材に来てもらいたい――。こういう気持ちは、どの組織にも、またどのリーダーにも共通しています。
そこそこの人よりできる人を採用したい。これは、どんなひとにもある本音です。
資格を持っている。ずば抜けた実績がある。豊富な人脈を持っている……。
来てほしい人材はこんな人――。
そういう条件を掲げて、満たす人を採用する。この方法は一見すると合理的ですが、そうでもありません。
その条件を満たした人がいたとすれば、世間的にも「優秀な人」と目されます。欲しがる組織は、ほかにもたくさんあります。
逆から見れば、この人は、「よりどりみどり」になります。ポストや年収、権限などの希望する条件を掲げて、それを満たしてくれる組織を選ぼうとします。
もしあなたの組織がその条件を満たしていれば、その人は来てくれます。それ以上の条件を提示するところがあれば、そちらを選ぶはずです。
もっとも、自分の希望する条件を満たした組織を選んだこの人も、必ずしも安泰というわけではありません。条件を付けて選んだ以上、今度は結果が厳しく問われます。
組織が「これくらいはやってほしい」と求める条件をクリアすることが、最低限の義務になってきます。
最初から結果を出すのは難しいことですが、自分が条件を提示した以上、今度は相手の要求を満たさなければなりません。
それをクリアすれば、さらにいい条件が提示されることになります。もしクリアすることができなかったら、一転して追い込まれてリストラされてしまうかもしれません。
自業自得とまでは言いませんが、自分が条件を求めている以上、相手からも要求を満たすように言われるのは必然です。
条件をいくつか掲げて、それを満たすものを選ぶ。それは合理的に見えますが、その行く末は必ずしもハッピーになるわけではないのです。
条件で選ぼうとすれば、逆に自分も相手の掲げる基準で選ばれてしまいます。相手も合理性を追求していますから、その条件を一番満たす人を選ぶようになります。
もしあなたが満たしていれば、選ばれる。満たしていなければ、選ばれない。
それは、不条理ではありません。合理性を追求した結果です。
条件で選ぼうとすると、必然的にそういう結果になることは知っておくべきです。
(朝の独り言☆)
今日の帯広は、物凄い雪でした。気温は、0度でした。今年は例年より、雪が早い感じがします。栗城さんが、エベレストに挑戦していたのですが、現地でエベレストを背景に写真撮影をしてきてくれました。写真は、事前にお渡ししたものです。資格を持っている。ずば抜けた実績がある。豊富な人脈を持っている……。
来てほしい人材はこんな人――。
そういう条件を掲げて、満たす人を採用する。この方法は一見すると合理的ですが、そうでもありません。
その条件を満たした人がいたとすれば、世間的にも「優秀な人」と目されます。欲しがる組織は、ほかにもたくさんあります。
逆から見れば、この人は、「よりどりみどり」になります。ポストや年収、権限などの希望する条件を掲げて、それを満たしてくれる組織を選ぼうとします。
もしあなたの組織がその条件を満たしていれば、その人は来てくれます。それ以上の条件を提示するところがあれば、そちらを選ぶはずです。
もっとも、自分の希望する条件を満たした組織を選んだこの人も、必ずしも安泰というわけではありません。条件を付けて選んだ以上、今度は結果が厳しく問われます。
組織が「これくらいはやってほしい」と求める条件をクリアすることが、最低限の義務になってきます。
最初から結果を出すのは難しいことですが、自分が条件を提示した以上、今度は相手の要求を満たさなければなりません。
それをクリアすれば、さらにいい条件が提示されることになります。もしクリアすることができなかったら、一転して追い込まれてリストラされてしまうかもしれません。
自業自得とまでは言いませんが、自分が条件を求めている以上、相手からも要求を満たすように言われるのは必然です。
条件をいくつか掲げて、それを満たすものを選ぶ。それは合理的に見えますが、その行く末は必ずしもハッピーになるわけではないのです。
条件で選ぼうとすれば、逆に自分も相手の掲げる基準で選ばれてしまいます。相手も合理性を追求していますから、その条件を一番満たす人を選ぶようになります。
もしあなたが満たしていれば、選ばれる。満たしていなければ、選ばれない。
それは、不条理ではありません。合理性を追求した結果です。
条件で選ぼうとすると、必然的にそういう結果になることは知っておくべきです。
(朝の独り言☆)
今日の帯広は、物凄い雪でした。気温は、0度でした。今年は例年より、雪が早い感じがします。栗城さんが、エベレストに挑戦していたのですが、現地でエベレストを背景に写真撮影をしてきてくれました。写真は、事前にお渡ししたものです。