本来、誰もが人には温かくしたいし、また人から温かくされたいと思っています。そう、人は温もりを求める生き物なのです。
それなのに、ときとしてその温もりを受け取れないことがあります。どういうときにそうなるのかと言えば、素直になれないときです。
たとえば、一生懸命頑張ったのに、試合に負けてしまって、「そんなはずはない」とその結果を認めたくないとき。
徹夜して考えたアイデアが企画会議で不採用にされたとき。あるいは過去に人に裏切られたことがトラウマになって、親切にされることを「何かウラがある」と警戒してしまうとき……。
素直になれないのは、ココロが弱っているときです。自分自身がほかの人に対して温かくなれません。同時に、ほかの人から温かくされることも拒否してしまいます。
ココロが弱っているのは、自分のココロが冷たくなっているということです。こういうときは温めたほうがいいに決まっています。温めて、ココロを元気にしなければなりません。
周りの人は、あなたを心配して温かくしようとしています。自分でも「温もりが欲しい」と思っています。
にもかかわらず、素直になれないのは、温めてもらうと、自分が「みじめに感じてしまう」からです。
それが怖くて、温もりを拒否してしまいます。余計にココロが冷たくなって、意地を張ることになります。
反対に、素直なときは、ココロが豊かで満たされています。相手に対しても温かくするし、温かくされることも受け入れていきます。ある意味では、満たされているから、温もりを感じにくいのです。
逆説的に言うと、温もりを感じるのはココロが弱っているときです。弱っているから、温もりに敏感になります。
温もりとは、ココロが弱っているときに感じるものです。自分が素直になれなくなっている証拠です。図らずも、温もりは自分のココロの健康のバロメーターになっています。
あなたは今日、誰かに温かくしましたか。それとも自分自身が温もりを欲しいと思っていましたか?
(朝の独り言☆)
今朝、アメリカ在住のコーチの方と、セミナーにずっと参加しているけど稼げているのかなという話になりました。その方も海外講師のセミナーを開催していますので思っていたそうです。私としては、稼ぎながらセミナーに参加し、共に人生をより良くして欲しい!そんな思いから、今回は、「稼ぎ続ける力」をテーマにセミナーを開催します。是非、ご参加下さい。
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