今の会社にいるほうがいいのか、それとも辞めて独立したほうがいいいのか……。人生の岐路に差しかかったとき、どうするべきか、どっちのほうがいいのか迷うことがあります。これは、誰にも当てはまります。
迷ってしまうのは、「決めかねている」ことにほかなりません。一般的に迷う人は、優柔不断だと見なされます。いつまでもグズグズモタモタしていると、「決断ができない人」という烙印を押されかねません。
迷う人は、多少なりとも自分の優柔不断さを自覚しています。そう思われたくないから、「エイッ」と決めたりしがちです。しかしながら、それは本心とはかけ離れたものなので、結果はどうあれ、「これにしなければよかった」と、のちのちまで引きずることになります。そうしてなかなか決められなくなるという悪循環に陥っていきます。
こう言うと、迷うのはよくないことのように聞こえますが、そんなことはありません。迷うのは、欲がある証拠です。やりたいことや目指していることがあって、それらすべてを同時に実現させることができないから、迷っているだけです。それは、悪いことではありません。
迷う人は、あれもこれも欲しがろうとしています。ただ、同時にその「あれ」と「これ」を成立させる方法がなかなか見つけられないでいるにすぎません。
今の会社にいるほうがいいのか、独立したほうがいいのかで迷うのは、安定性と自由度を両立させたいからです。会社勤めをしていれば、生活の安定性はありますが、仕事の自由度には欠けます。独立すれば、自由度がありますが、安定性はなくなります。
本当は安定性と自由度を両立させたい……。欲張りだから、迷っています。その自分に気づくことができれば、どうすればいいか解決策が見えてきます。
あくまでも安定性を求めるなら、今の会社に残る。自由度を求めるなら、独立する。どちらも答えはシンプルで、優先順位の高いほうを選びます。
どちらかに絞れず、両方を満たしたいのであれば、その方法を模索するしかありません。たとえば、志願して子会社に出向する。自分が子会社を立ち上げてトップになるという方法もあります。これなら安定性と自由度を両立させられます。
そういう方法を模索して実現できるのならば、迷ったかいがあるというものです。迷う人は、欲張りなのです。
(朝の独り言☆)
今週末は、三日間の合宿セミナーを行います。テキストも完成し、準備を進めています。かなり遅くまで行いますので、体調管理も万全にしたく思います。明日は、朝から晩まで手術ですので、早く休もうかと思います。
栗城さんについて、長倉さんと対談しました。動画です。是非、ご覧ください。