「この程度でいいのだろうか」「なんか違う気がするな」「もう１回チェックしておこう」……
自分のしたことが間違っていないか、きちんとできているかをいつまで経っても気にしている……。いわゆる「神経質な人」はどこにもいます。もしかしたら、あなたもその１人かもしれません。
神経質でいるのは、悪いことではありません。別の言葉を用いれば、常に完璧を目指す人。自分のしていることは、「常に１００点満点でなければならない」と思っています。
神経質な人は、自分に厳しい人なのです。そういう人ですから、手抜きをすることも油断することもありません。
もっとも常に１００点満点を目指しても、いつもそうできるとは限りません。むしろ１００点満点になることはまれです。だからこそ「もう１回チェックしておこう」と気にせずにはいられなくなります。
周りからは「そこまでしなくても」と辟易されることもあります。そう、神経質な人は、度が過ぎる人です。過ぎたるはなお及ばざるがごとし。手を抜くことはしなくていいですが、もう少し鷹揚さがあったほうがいいです。
１つ言えることは、神経質な人は、ちょっとカン違いしています。１００点満点をとることと１００％の力を出すことは、まったく違います。
１００点満点は、それこそ５０％程度の力しか出さなくても、とれることがあります。反対に、１００％の力を出しても、１００点満点をとれないこともあります。
１００点満点と１００％の力を出すこと。どちらのほうが難しいかと言うと、往々にして後者です。１００％の力は本気かつ全力、加えてコンディションン万全でなければできないものです。
１００％の力を出せたときは、たとえ結果が出なくても、達成感があります。また自分で納得がいきます。
別に「結果が出なくてもいい」とは思っていませんが、「人事を尽くして天命を待つ」心境になります。
「もう１回チェックしておこう」と気にすることなく、終わったあとはノビノビしています。
１００％の力を出すようになったあなたは、もう神経質な人ではありません。結果に対して鷹揚に構える人になっています。
（朝の独り言☆）
今日は、充実した打ち合わせが出来ました。今日の写真は、欲しかったadidasとの記念撮影です(^ ^)
