ファッションモデルや俳優、あるいはビルドアップされた肉体を持つスポーツ選手……。
そういう同じ人間とは思えないような人を見ると、自分との差を痛感させられます。
「私もあんなふうになりたい」「生まれ変わったら、〇〇さんのようになりたい」「ああいうカッコイイ人になりたい」……
そう思うのは、自由です。本当になりたいのであれば、憧れている人のような容姿容貌になるべく鍛錬すべきです。
もっとも、人生は残酷です。あなたの憧れた人が20年後、30年後、40年後……まで、容姿容貌や鍛え抜かれた肉体を維持できているかというと、はなはだ疑問です。
「昔はあんに素敵だったのに」「前はもっとカッコよかったのに」……
そう溜息をつかせることになります。
むしろそれが当たり前です。あなたが憧れていたあの人もオジサン・オバサン、あるいはオジイサン・オバアサンになっていきます。いつまでも若いころのような容姿容貌を維持できる人は、誰もいません。
容姿容貌が衰えてしまったがために、ファンが離れていった……。こういうつらく悲しい経験をするのも、「スター」の宿命です。
現実に、かつての人気が雲散霧消してしまった人もいます。その一方で、容姿容貌は衰えても、以前と変わらないくらいの人気を維持する人もいます。
両者の違いはどこにあるのかと言うと、ルックスやスタイルをケアする努力をしていたかいないかということではありません。たった1つ、生き方です。
外見的なものだけに頼っていた人は、少しでもそれに陰りが見えると、熱烈に応援してくれた人も離れていきます。新しく出てきた容姿端麗な人を応援するようになります。そうなったのは、「時分の花」だったからです。
反対に、外見的なものに陰りが見えても、自分自身に確固たる生き方を持って、それを貫いていった人は、いつまでもファンが応援してくれます。外見だけでなく中身まで含めて支持しているから、どんなに年を取っても離れることがありません。ファンも憧れている人と一緒になって、年を取っていきます。
どんなに素晴らしくても、容姿容貌はいずれ衰えますが、生き方が色あせることはありません。充実した日々を送れば、含蓄に富む生き方をするようになります。
生き方に衰えはなし――。これは、どんな人にも言えることです。
(朝の独り言☆)
今日も沢山の方から、お誕生日のメッセージ、コメントを頂きました。本当にありがとうございました。益々、前向きに、本気で頑張りたく思います。 ライフコンパスのブックマークができました。
今週末のメンターの方々は、楽しみにしていて下さいね。