2017.4.7.

いいチームをつくっていく、、、

 人は1人では生きていけない……。人生を長く生きるほど、このことを強く実感するようになります。

 若いころは「1人でも生きられる」と思うし、実際にそうしている人もいます。大人から見れば、それは無鉄砲に映りますが、バイタリティーがある証拠です。

 一匹狼を貫く人はいますが、現実には多くの人が1人で生きることを選択しないで、仲間と一緒に行動するようになります。それは「寄らば大樹」だからとか「ラクをしたい」からではありません(そういう人もいます)。

集団で行動することを選ぶ理由については、実は多くの人は理解していません。それは、どこかに「所属したい」という欲求よりも、むしろ自分の能力を高めてより多くの成果を上げていくためです。

この本質を理解している人は、いいチームをつくることに精力を注ぎ込みます。個人よりもチームで成果を出そうとします。

いいチームとは、多様なバックグラウンドを持つ個人が集まり、それぞれが持っている力を100%発揮しながら、お互いに認め合って化学反応を起こして、成果を出していく集まりです。言うなれば、多士済々です。

そうしたチームにいると、1人でやるよりはるかに大きな成果を上げることができます。1人でできないこともカンタンにできてしまいます。

 メンバー同士がお互いに認め合っているので、不毛な対立などありません。自分の得意で相手の不得意を補ったり、相手の得意で自分の不得意を補ったりすることも可能です。

 全員がWIN-WINになって、しっかりと成果を出していく。その過程において、自分自身も能力をアップさせているし、人間的にも成長していきます。

 こうしたいいチームは、自然発生的にできるものではありません。頭数だけ揃えても、烏合の衆になるだけです。

1人1人に向き合って能力を発揮してもらうように導きながら、自分自身も成長していく――。一朝一夕にできることではなく、自分にとっての試練を迎えることもあります。

 いいチームをつくるのは誰にでもできることではないので、それを達成した人は、大きな喜びを得られます。長い人生の中でそれを得ることができれば、素晴らしい感動があなたを待っています。

(朝の独り言☆)
今日は、メンタープログラムでした。皆さん、真剣に講義とワークに取り組んでいました。懇親会では、主催者の長倉さん、スタッフから、サプライズ誕生日をして頂き、感動しました。