「間違えて1時間早く来ちゃった 」「カバンの中に入れたはずなのにないなぁ」「道を間違えたかな。こっちだと思うんだけどなぁ」……
自分がちゃんと確認しなかったために、つまらないミスをしてしまう。早合点やカン違いをしたために、ドジをしてしまう……。
世の中には、まるで「サザエさん」のようなそそっかしい人が、どこにでもいるものです。もしかしたら、あなたもその1人かもしれません。
そそっかしい人は、自分がしっかり確認していない、もしくは最後まできちんと理解していないから、失敗しているだけです。
独り相撲をとっているのであり、先走っているのですから、同情の余地はありません。失敗に終わってしまうのは、ある意味では必然です。
もっとも、そそっかしいのは、悪いことではありません。失敗が多いのは事実ですが、それは行動していることの裏返しです。
そそっかしい人は、基本的に行動する人です。「やろう」と思ったことは、すぐにやる人です。人より早く行動して、たとえ失敗してもめげることなくチャレンジする、たくましい人です。
失敗ばかりだとしても、気にすることはありません。そそっかしい人は、失敗したところで、何も失ってはいないし、その代わりに得ているものがあります。それは、「経験」です。
そそっかしい人は、ほかの人よりも場数をたくさん踏んでいます。ほかの人よりも早くたくさん経験を得ています。それは、ほかの何ものにも代えがたいものです。
そそっかしい人は、短期的には、失敗ばかりしているように見えます。たくさん行動しているから、余計に目についてしまいます。
それでも人よりたくさん行動と失敗をしている分、それらが経験となるのも早まります。ほかの人が10年かけて身につけるようなことを3年でものにしてしまいます。
そそっかしい人は、成長が早い人でもあります。失敗をムダにすることなく、その数だけ成長していきます。
たくさん場数を踏むようになったあなたは、もう失敗が多い人ではありません。失敗を経験に変える人になっています。
(朝の独り言☆)
明日は、プラチナコーチングです。その後は、セミナーを行います。明日も分刻みのスケジュールと移動です。充実した一日にしたく思います。