ピンチとチャンス――。どちらのほうがいいかと問われれば、ほとんどの人が後者を選びます。前者を選ぶとすれば、よほどの変わり者と言えるかもしれません。
正反対に見える両者は、似ているところがあります。こう言うと、怪訝な表情をする人がいそうですが、紛れもない真実です。
チャンスが来たからと言って、手をこまねいていては何も得ることはできません。何もしないでいると、チャンスが素通りしていってしまいます。
ピンチが来たからと言って、手をこまねいていては状況が悪化するだけです。何もしないでいると、ピンチが黙って通り過ぎてくれることは絶対にありません。
ピンチもチャンスも、どちらも頻繁にやって来ます。どちらも自分の力でなんとかしなければいけないものです。そこは、共通しています。
チャンスが来たときに、それをさらなるビッグチャンスにするのは、自分です。もちろん、それをゼロにしてしまうのも自分です。
ピンチが来たときに、それをさらなる大きなピンチにしてしまうのは、自分です。もちろん、それをゼロに変えるのも自分です。
チャンスとピンチのどちらが来るにせよ、自分が真摯に向き合ってつかみとっていくしかありません。チャンスが来たときは、積極的に動いて、ものにしていきます。
反対に、ピンチが来たときは、主体的に動いて、摘みとってしまいます。
何をするかは自由です。そのときどきにおいて、最もふさわしい行動を思考し選択していきます。
どちらにも言えるのは、「行動しない」という選択がないことです。ピンチであれチャンスであれ、自分自身が行動していくしかありません。
誰かが勝手に動いてピンチをゼロにしてくれたりチャンスを大きくしてくれたりすることは、まず「ない」です。
誰かが助けてくれるときはありますが、それは主体的積極的に行動しているあなたがうまくいかなくなったときです。何もしてもいないのに、勝手に助けてくれるお人好しの人はいないものです。
チャンスであれピンチであれ、行動するという選択しかありません。行動した人が来たチャンスを大きくできるし、反対に避けられないピンチをゼロにすることができます。行動だけが、それを可能にします。
(朝の独り言☆)
昨日の講演の評判が良いこともあり、オンライン販売が決まりました。早速、動画編集にはいっているようです。出来ましたらお知らせします。楽しみにしていて下さい。