人生には、さまざまな道があります。どの道を行くのかは、まさに自分自身が決めることです。
自分が選んだ道を行く――。これに勝る生き方はありません。
ほとんどの人は、アタマではそのことを理解しています。実際に、そうしたいと思っています。
それでも躊躇する人が出てしまうのは、自分自身が選んだ道を行けば、必ずうまくいくとは限らないことです。
苦労することやつらいことがあるのは、十分承知しています。それなりの覚悟もあります。
つらく苦しい思いをしたのなら、うまくいってほしいものですが、それが保証されていないから、迷ったり悩んだりしてしまいます。
だからと言って、迷ったり悩んだりしている人を責めることは誰にもできません。
つらく苦しいから自分が選んだ道を行く人たちは気の毒なのかと言うと、それは違います。おそらく充実しています。
ただうまくいっていないがために、周りからは充実しているように見えないだけです。
自分が決めた道を行くのは、確かに大変です。つらく苦しいのは、当たり前です。
こう言うと、「自業自得」だと誤解されそうですが、それもまた違います。自分が決めた道を行くのがつらく苦しいのには、理由があります。それは、「成長している」からにほかなりません。
「この道を行く!」
そう決めて、その道を歩み出したときから、成長が始まっています。決まっていることは何もなく、すべてを自分で決めて行きます。
うまくいかなくても、自分の責任。つらく苦しいことは多いですが、だからこそ成長が早いと言えます。
人に決められた道は、安心安全で行き先も最初から見えています。最短コースを行くことも可能です。唯一不足しているのが、成長です。
自分の道を行く人に追い越されることもしばしばありますから、成長のない人生を歩むのもつらく苦しいものです。人に決められた道は、充実からはかけ離れています。
自分が選んだ道も人に決められた道も、どちらもつらく苦しいものです。どちらを選ぶかは自由です。ただし、人生の充実はどちらか一方にしかありません。
(朝の独り言☆)
今日は、スタッフ体調不良で少ないこともあり、診療時間が少し延びました。健康を害して一番困るのは、本人です。「スティーブジョブズ最後の言葉」からも、いかに健康が大切であるかが分かります。健康は、日々の習慣です。しっかり管理しましょう。