出かけようとする直前になって、土砂降りになってきた……。梅雨の季節なら、よくあることです。こんなとき、こうつぶやく人がいるかもしれません。
「あぁ、雨が降ってきちゃったよ。イヤだなぁ」
いかにもよく見られる反応です。
当たり前ですが、「イヤな雨」などありません。たんに出かける直前になって降ったから、「イヤだ」と思うだけです。
雨が降るのは、自然現象です。雨自体に「よい・悪い」「いい・イヤ」もありません(大災害になるような大雨は別です)。
それを「イヤだ」と思うのは、自分自身です。自分が降っている雨を「イヤだ」と決めつけています。
とは言え、農作物をつくっている人にとっては、日照りが続くと困ります。
雨が降ることは必要不可欠ですから、「イヤだ」と思うことは、まずありません。雨が降ること自体がいいことです。
雨は典型的なケースですが、多くの人は目の前の出来事を自分が勝手に「いい」とか「イヤだ」とか決めつけています。
ひと度そう決めつけてしまうと、それは先入観につながっていきます。
出かける予定がなくても、雨が降っていると、条件反射のように「イヤだ」と思うようになっていきます。
これが高じると、イヤなことが起こると、なんでも雨のせいにするようになります。
仕事がうまくいかないと、「雨が降っているから」になり、デート中にケンカしたりすると、「雨がよくない」としてしまいます。
仕事がうまくいかないのもケンカしてしまうのも、雨には関係ことないのに……。
雨は、人間の状況に関係なく降ります。それを「イヤだ」と勝手に思っている限り、いいことなど起こりません。
イヤだと思うこと自体、不機嫌になっている証拠です。その気持ちのまま仕事したりデートしたりすれば、ミスやトラブル、ケンカが起こるのは必定です。
自らイヤなことを招いてしまっています。それよりはこう思ったほうがいいです。
「あぁ、これは恵みの雨だ」
すべての雨を「恵みの雨」だと思うようにすると、上機嫌になっているから、仕事もうまくいくようになるし、デートも楽しくなります。
出かける直前になって降っても、イヤな気分にはなりません。なんだかウキウキしてきて、実際にいいことが起こるものです。
(朝の独り言☆)
今日も充実した打ち合わせが出来ました。やはり仕事は、チーム力が大切です。いかにメンバーが役割を認識できるかです。今年の後半認識期待していて下さい。