人生には、さまざまな道があります。どの道を行くにしても一長一短があり、そのいずれもが、事前に用意されているわけではありません。
子どものころは用意された道を行くしかないとしても、ある程度の年齢になれば、そのまま進むか別の道を行くか、選択することはできます。
大人になっても、何も用意された道を行かなければならない理由はありません。
どの道を行くのも、自由です。どの道を行きどこにたどり着いたとしても、本人が選んだ結果です。選んだ道を行って、意に沿わない場所にたどり着いたとしても、誰かを責めることはできません。
それは、あってはならないことです。
多くの人が行きたがるのは、近道です。ここを行けば、目的地にいち早くたどり着けるので、人気があります。
ただし、狭く細いので、誰もが通れるわけではありません。多くの人が殺到するので、競争率が高く、道の前に行列ができたりします。
順番を待っている間に、いたずらに時間だけが過ぎて、そこを通らないほうがかえって目的地に早く着くこともあります。近道は、回り道になりかねません。
今も昔も人気があるのは、出世街道です。ここも競争率が激しく、選ばれた人しか通ることができません。
その中でも最後までたどり着くのは1人という超難関です。目的地に着いてからも決して安泰ではなく、いつ退場させられるか分からない緊張感が伴います。
意外な出会いやハプニングなど楽しいこともあるのが、脇道です。その半面、どこへ行くか分からない怖さが、常について回ります。ちょっとでも気を許すと、本格的な迷子になりかねません。
安全で確実なのは、「地道」です。派手さもなく、怖さや楽しみもありません。なかには「カッコ悪い」と思う人もいます。
ほかにこの道を行く人は少ないので、混雑することもありません。自分のペースで進むことができます。1つ難を言えば、整備されているわけではないので、この道を進むと時間がかかることです。
それでもこの道を行けば、目的地にたどり着くことは可能です。体力を温存できるので、行きたいところに行っても、すぐに活動できます。意外に、ここが王道だったりします。
どの道を行くかは、あなた次第です。自分で選ぶことですから、第三者があれこれ言う筋合いはないですが、地道という道があることを知っておいてもソンはありません。
(朝の独り言☆)
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