2017.8.15.

100回まではやってみる、、、

仕事でも勉強でもスポーツでも、できるようになるまでには、時間がかかります。時間がかかるがゆえに、1回や2回うまくいかなかったからと言って、「向いていない」「適性がない」と判断するべきではありません。

1回や2回でうまくいくこと自体が、あり得ないことです。それで「できるようになった!」と思ってしまったら、とても危険です。

なぜなら、それは「まぐれ」だから……。たまたまできてしまったにすぎません。

本人は、すっかり「できた」つもりになっていますが、そうではないことはいずれ判明します。自分では「できる」と思って、自信満々でやってみたら、全然できません。

不思議に思ってやり直したところ、 やっぱりできないままです。

体調がよくないなどと適当な理由をつけて、自分を納得させようとしますが、できなくて当たり前です。何しろ「まぐれ」だったのですから……。

どんな世界にも、まぐれはあります。それは、否定しようのない事実です。

またまぐれは、決して悪いものでもありません。まぐれでうまくいったとしても、「ハプニング」です。それは、再現性のないことなので、2度とは起こりません。

2度とうまくできないことを「できる」と錯覚してしまう……。それが、まぐれの怖さです。

1回や2回できたとしても、「できるようになった」とは言えません。1回や2回できたくらいでは、まぐれの可能性があります。

うれしい気持ちに水を差すつもりはないですが、そう思ったほうが無難です。

10回やって10回ともうまくいけば、なんとか「できた」と言ってもいいです。それでもまだ「できるようになった」とは言えません。

100回やって100回ともうまくいった――。ここまできて初めて、「できるようになった」と言えます。

100回できるようになった時点で、スイスイスイとうまくできたとしたら、「適性がある」「向いている」と判断しても、間違いは少ないです。適性とか向き不向きとは、それくらいやらないと分からないものなのです。

1回や2回うまくいかないくらいで「適性がない」「向いてない」と判断してしまう人は、大きな間違いを犯している可能性が大です。

そういう人は、ただ根気がないだけです。

(朝の独り言☆)
お盆休みも今日まで、、、。明日からは、年末まで休みなく走り続けます。一年を通じて成果なくは耐えられませんから!皆さん、共に走り続けましょうね!