どんな職業に就いたとしても、仕事でやることは毎日ほとんど同じです。時代や環境が変わって、使う道具や技術が進化したとしても、やることは十年一日のごとし。
私の場合は、患者様の歯を治療することです。これまでもそうしてきたし、今もそしてこれからも変わりありません。
同じ仕事を続けていると、チラホラと出てくるのがマンネリです。10年前も10年後も同じことをしていれば、そう感じるのはムリもないところです。
しかしながら、仕事にマンネリはありません。そもそもマンネリという仕事など存在しないし、仕事の中にマンネリと呼ばれる箇所もありません。
マンネリと感じるのは、自分自身です。同じ仕事をしていても、感じる人もいれば、まったく感じない人もいます。
仕事の中にマンネリがあるのではなく、自分自身が勝手に感じています。もっと言えば、自分がつくり出しています。それが、マンネリの実態です。
「今日もまた同じことをするのか……」
そんなふうに感じて、仕事に取り組めば、必然的にマンネリになっていきます。自分が消極的にかかわっているから、仕事そのものが苦痛になってきます。
「今日はどんなことをしようかな?」
そんなふうに考えて、仕事に取り組めば、マンネリを感じる余地がありません。
自分が積極的にかかわっているから、仕事そのものが楽しくなってきます。
主体的に楽しく取り組んでいるから、アイデアも湧いてきて、仕事が改善していきます。成果が出るようになるから、ますます楽しくなっていきます。
マンネリは、自分がつくっています。認めたくない人がいるかもしれませんが、これは事実です。
たとえ同じ仕事をやるにしても、取り組み方、自分のかかわり方1つでまったく変わっていきます。消極的にかかわればマンネリだと感じてしまうし、積極的にかかわっていけば、楽しくなってきます。
マンネリと感じることがあるとすれば、あなたが仕事に対して消極的だからです。マンネリを感じることがなければ、あなたは積極的に仕事にかかわっています。それだけのことです。
(朝の独り言☆)
二日間のISO更新審査も無事に終わりました。審査を受けることで、さらなる改善にも気づきます。投稿にも書きましたが、マンネリ化することなく、常に改善、改善です。