2017.9.11.

旗幟を鮮明にする、、、

もしあなたにやりたいことがあって、誰かの力を借りたい、あるいは応援を得ようと思っているのなら、やるべきことはたった1つです。

それは、とてもカンタンで、誰にでもできることです(実際にやっている人は少ないかもしれませんが……。

 もっとも、それは「全力を尽くす」とか「本気で取り組む」といったことではありません。

こう言うと、「全力でやらなくていの?」「本気で取り組まなくていいの?」という疑問を挟む人もいそうですが、それは愚問です。

そもそも全力とか本気は、いつでもどこでもどんなときでも、するべきことです。

何かをするにあたって、特に自分がやりたいことをするにあたっては、それは前提条件ですから、議論の余地がありません。

それすらしない人が誰かの応援を求めるのは、ハッキリ言って、不遜です。

やるべきたった1つのこととは、あなた自身の考えや価値観をハッキリ掲げることです。言い換えれば、「旗幟を鮮明にする」です。

あなたが何をやろうとしているかは、説明すれば、ほとんどの人が理解してくれます。

「面白そうだ」と興味を示す人も、反対に「よく分からないな」とスルー人もいます。それはそれで構いません。

「面白そうだ」と思った人の中にも、いろいろな人がいます。興味本位の人から、時間があれば「かかわってもいい」と思う人、うまくいけばジョイントしようと思う人、一緒に行動していきたいと思う人まで、さまざまです。

力を得ようと考えているあなたからすれば、玉石混淆ですから、冷静に相手を見極めなければなりません。

興味本位の人に応援を求めても、「そこまで関心はない」とスルーされてしまいます。

これは、ある意味では当然の反応です。応援してもらおうと思うのなら、「一緒に行動していきたい人」に頼まなければなりません。

その相手を一発で見極める方法が、「旗幟を鮮明にする」ことです。

やりたいことだけでなく、それにかける思いや目的、ビジョンといったものまで明らかにしていくと、あなたに共鳴した人だけが最後まで話を聞いてくれます。

その人こそ、あなたが力を借りる、あるいは応援を得るべき人です。

旗幟を鮮明にすれば、興味本位の人や最初から関心のない人は、黙って去っていきます。

本気で一緒に行動をしてくれる人だけが、あなたの横にいるようになります。

(朝の独り言☆)
北海道は、すっかり涼しくなりました。今週末は、松江で講演です。一生懸命に準備してくれていますので、しっかり講演内容を組み立てたく思います。とても楽しみです。