「余計なことはしなくていいから」「放っておいてくれるかな」「そんなことされても、うれしくない」……
人に何かしてもらったというのに、感謝するどころか、素っ気ない対応をしたり不機嫌な態度をとったりする人がいます。こういう「ぶっきらぼうの人」は、割とどこにでもいるものです。
若い人に多いですが、年を重ねても、そういう人は散見します。もしかしたら、あなたもその1人かもしれません。
ぶっきらぼうの人は、他人とコミュニケーションをとるのが苦手です。もっと言うと、コミュニケーションをとりたくないと思っています。
よく言えば、「わが道を行く」タイプになります。その実態は、自分の殻に閉じこもるタイプです。
そういう生き方を選択するのは、本人の自由です。第三者がとやかく言う筋合いもありません。
それでも本人が気づいていないことを1つだけ挙げるとすると、無意識に他人を傷つけています。
ぶっきらぼうの対応をすることは、相手を傷つけることにほかなりません。
相手がしてくれたことがピント外れだったり、ありがた迷惑だったりした可能性はあり得ます。とは言え、あなたのために善意で行動したことは事実です。
その相手を傷つけてもいい権利など、あなたにはありません。たとえあなたが気分を害したとしても、相手にもそうしていい理由など皆無です。
あなたがすべきことは、相手に「ありがとう」と感謝すること。同時に、「私のことはかまわなくていいですよ」と伝えること。この2つだけです。
もともとコミュニケーションが得意でないのですから、それ以上のことはしなくていいです。ムリに何かしようとすると、あなた自身のストレスになります。
シンプルに伝えれば、相手も「この人のことはそっとしていたほうがいい」と思うようになります。つかず離れずの距離を保ち、傷つくこともありません。
シンプルに自分の気持ちを伝えたあなたは、もうぶっきらぼうの人ではありません。相手とホドホドの距離を保つ人になっています。
(朝の独り言☆)
無事に出雲に入ることが出来ました。主催者の三上さんは、本当に頑張って沢山の人を集めてくれました。明日の講演は、少しでも来て良かったと言われるように頑張ります。素敵な宿もとって頂き感謝です!