ものごとは自分自身が自主的に「覚えよう」と思わなければ、決して身につくものではありません。それは、どんなに才能に恵まれた人であっても、同じです。
「覚えたい」「うまくなりたい」「できるようになりたい」……
本能に似た強い気持ちに突き動かされて、ほかの人があきれるくらい、トコトンやったから、才能のある人もできるようになっただけです。
自分自身が自発的に行動していけば、どんなことでも身につくようになります。
もしあなたが上司や先輩として、部下や後輩にあることを身につけさせなければならないとしたら、やはり彼らが自主的に「やりたい」と思わせるようにするしかありません。
「仕事だからやれ」と言っても、渋々行動するに決まっています。イヤイヤやっても、なかなか身につきません。
「やりたくない」のですから、それは当たり前です。
部下や後輩が「絶対にやりたい」と思うようにすることこそが、上司や先輩としての腕の見せどころです。
あなたには、秘策があるでしょうか。
アメとムチを使い分けるのは、今の時代にはマイナスのほうが多そうです。ほかにも部下や後輩に「覚えたい」「できるようになりたい」と思ってもらえる方法があります。
それは、「自分自身が手本になる」ことです。
あなた自身がそのことに楽しそうに取り組んで、なおかつテキパキと処理して、部下や後輩に「カッコイイ上司」「できる先輩」として認知されるようになる――。
手本になるとは、そういうことです。
うまくできるだけでは、不十分です。カッコよく、もしくは輝いている人として、部下や後輩に見えなければなりません。
こう言うと、ハードルが高そうですが、そんなことはありません。あなた自身が、そのものごとを極めればいいだけです。
「あの上司(先輩)のようにカッコよくなりたい……」
部下や後輩がそう思うようになれば、イヤだと思っていたことにも積極的に取り組むようになります。
自発的に「できるようになろう」「うまくなろう」と思って、行動していきます。
あなた自身がいい手本になる――。それを見た人が、「あの人のようにできるようになりたい」と思って、次の世代の人が続いていきます。
あなたが手本になることは、100の言葉を費やすよりも、次の世代の人には説得力があります。
(朝の独り言☆)
今日は、忙しい一日でした。
予期せぬ出来事もありましたが、全てが価値に変わることになります。潜在意識と捉え方は、良きことを確実に引き寄せます。一人でも多くの方に、私の潜在意識を伝えたいものです!