世の中には、持っていればトクをするものがたくさんあります。持っているかいないかで、人生の明暗を分けることもあり得ます。
たとえば、地位やコネ、お金などもその1つです。残念ながら、それらは誰もがすぐに手にできるものではありません。
手に入れるまでにはそれ相応の時間がかかります。必要なときにパッと手に入れられる気軽さはありません。
カンタンに持つこができるもの。しかも誰もが手に入れられるもの――。この2つを満たすのが、「好感度」です。
好感度の「ある・なし」は、人生の行方を大きく左右します。ある人は、想定外のチャンスをつかみ、成功への階段を駆け上ることもできます。
ない人は、チャンスが目の前を素通りして、現状維持という名の停滞を余儀なくされます。
好感度と聞くと、なぜか尻込みしてしまう人がいます。
「私はそれほど器量がいいほうではない」「私は能力的に秀でたところがない」「話がうまいわけでもない」と謙遜して、無関係を決め込みます。
こういう人は、好感度を誤解しています。「器量がいいから」「能力があるから」「会話が上手だから」好感度が高いということではありません。
相手に対する愚直なまでの誠実さ――。それが、好感度だと言えます。
相手のことを真摯に思い、私心を捨ててプラスになるように考えて行動していくと、好感を持って迎えられます。
それは、自分が相手のためを思えば、今すぐにでもできることです。
器量がよかったり能力がズバ抜けたり話がうまかったりしていても、相手に無関心だったら、そもそも好感を持ってもらえません。
「お高く留まっている」と思われるので、好感度はダダ下がりしてしまいます。
極端なことを言えば、器量や能力、会話力より勝るのが、好感度です。
好感度があれば、相手が「この人は見どころがある」「この人はしっかりしている」と太鼓判を押してくれるので、求めていなくても自分のところにチャンスがドンドンやって来ます。
自分の能力以上のチャンスがやって来ても、応援する人が現れてフォローしたりアシストしたりしてくれるので、いつの間にかものにしてしまいます。
好感度はすぐにでも高めることができます。誰もが今この瞬間から持つことができます。
(朝の独り言☆)
明日は、インプラント手術日です。大きな難症例ばかりですので、丁寧、慎重、安全に行いたく思います。写真は、七月講演の様子です!