「残念ながら予定が立て込んでおり、お受けできません」「申し訳ありませんが、都合がつきません」「あいにくこれは私の管轄外です」……
相手が何かを依頼してきても、それらすべてを100%受けられるわけではありません。なかには断るものも出てきます。
断るのは、なんら悪いことでもいけないことでもありません。
何かを依頼するのは、相手がこちらになんらかの期待を抱いている証拠です。
それなのにつれなく拒絶してしまったら、呆然自失します。断られたほうは、つらいに決まっています。
そこに思いを馳せれば、たんに相手に「NO」と言うことはなくなります。もっともっと相手に配慮する言い方をするようになります。
断りとは、不本意ながら期待に添えないことを相手に伝えることです。相手に配慮したNOを言うことにほかなりません。
予定が立て込んでいるとか都合がつかないとか管轄外であるとかは、あくまでも自分都合です。
そんなことは、相手にとってどうでもいいことです。そこに相手に対する配慮はありません。
「残念ながら」とか「申し訳ない」「あいにく」という言葉も、ただの飾りです。
そういう言葉を使うと、慇懃無礼になりがちです。拒絶された相手のつらさにますます輪をかけてしまいます。
相手に配慮すれば、断り方も変わってきます。自分自身が「相手の期待に応えられない」ことを無念に思う気持ちが先に立つようになります。
「せっかくのご依頼ですが、その日は私の大切な人との会食が入っております。
その日に限っては、依頼をお受けすることはできません。
ただし、ほかの日であれば、お役に立つことができると思います。そのときはまたお申しつけくださいませ」
このように言えば、相手に配慮したNOを言うことになります。それでいて、相手を拒絶するのではなく、期待に応えたいという気持ちもにじませています。
こう言われたら、断られた相手もつらさが軽減されます。
断り方には、人間力がそのまま出てしまいます。相手にきちんと配慮できる人が、上手に断ることができます。
(朝の独り言☆)
今日は、期日前投票をして来ました。皆さんも、選挙には必ず行って下さい。パーティーの招待状が届きました。とても楽しみです!さらに、潜在意識が活性化します⭐️⭐️