一夜城は、その名のとおり、一夜にしてできたものではありません。
あくまでもそれは伝説ですが、短期間でつくられたのは、間違いありません。
豊臣秀吉がつくるように命じた墨俣城も石垣山城も、わずかな期間で完成しました。
一夜かどうかは別として、短期間で城をつくってしまうには、それだけの知識・スキル・経験が必要です。逆に言えば、知識・スキル・経験を持った人材がたくさんいたから、一夜城ができたと言えます。
当たり前ですが、知識・スキル・経験を身につけるには、膨大な時間を必要とします。一夜にしてそれらを身につけることは、不可能です。
1つずつ、また1つずつ身につけていく。忘れたりできなかったりすれば、やり直して、できるようになっていく――。
このように地味な取り組みをひたすらコツコツと繰り返すことで、知識・スキル・経験を身につけていきます。
一夜城をつくれるまでの知識・スキル・経験を身につけるには、何万夜、何十万夜を過ごすに違いありません。
どんなことであれ、初めの1歩は、とても小さいものです。その1歩は、数十センチにすぎません。
それを2歩目、3歩目……と続けていくと、ようやく1メートルを超えるようになります。
その1歩を繰り返していくと、何百キロ、何千キロに達します。その距離は、地球を一周するくらいにまで延びていきます。
今日踏み出した1歩は、ごくごくわずかなものです。その1歩だけで、何かが変わるわけではありません。
それでもその1歩を続けていくと、何かが起きます。劇的なことが起こるわけではないにしても、自分のできることが、確実に増えていきます。
それこそ一夜城をつくれるくらいの知識・スキル・経験が身について、何か大きなことを成し遂げられるようになっていきます。
1日でできることはほんの小さなことかもしれませんが、それを積み重ねていくと、大きなことができるようになっていきます。
どんなに小さくとも、今日の1歩は未来の大きな礎です。
大きなことを成し遂げた人は、そう信じて今日できることをコツコツやっていく人です。
(朝の独り言☆)
今日は、朝からびっしり分刻みの一日でした。夜は、潜在意識プログラムキックオフパーティー、北は北海道、南は山口県からも参加してくれました。明日から60日プログラムが始まります!頑張っほしく思います。