誰しも関係するすべての人と良好な関係を保ちたいと思っています。
実際には、好き嫌いや相性といったものがあり、なかなかうまくはできませんが、社会に出れば、自分の周りの人すべてと良好な関係を保てるように、いろいろと工夫をします。
とは言え、人間関係は相手があることですから、自分1人の力でどうにかなるものでもありません。
こちらに落ち度がなくても、相手が自分に対してネガティブな感情を持つことはあり得ます。相手にも好き嫌いや相性といったものがあるのですから、それも当然です。
そういう人間関係のもつれやあつれきがあると、つい面倒くさくなって、相手に合わせるようになっていきます。そこには「自分さえガマンすればいい」という一種のあきらめにも似た気持ちがあります。
相手に合わせようとするのは、大変だし自分を犠牲にすることです。それにとどまらず、良好な関係を保つために、相手の歓心を買うようなことをする人もいます。
これが、いわゆる八方美人です。もしかしたら、あなたもその1人かもしれません。
八方美人がよく思われないのには、理由があります。それは、相手を選んでいることです。
有力者や自分にとってプラスになる人の歓心を買うことに熱心で、そうではない人にはむしろ雑な対応をしています。これが、一般的な八方美人の印象です。
これでは、たんに「取り入っているだけ」です。有力者やプラスになる人以外の残り全員との仲は悪化していきますから、自分を取り巻く人間関係はよくはなりません。
八方美人になるのは、悪いことではないです。あえて言いますが、本物の八方美人を目指すべきです。
まずは自分自身の価値観と軸をハッキリさせています。加えて、どんな相手とも公平平等に接していきます。
本物の八方美人は、相手に迎合しません。有力者とそうでない人とを分け隔てることなく対応します。
すべての人に同じように接するから、相手に好感を持たれるようになります。それでいて自分を犠牲にすることもありません。なぜなら自分の中にある価値観と軸を大事にしているから……。
本物の八方美人は、人間関係の達人になれます。そのことを理解している人は、残念ながらそう多くはありません。
(朝の独り言⭐️)
今日も忙しい一日でした。最近は、色々とタイトですが、来年に向けての話など充実しています。