2017.12.7.

「できる」は、ゴールではない、、、

「できる」ことは、なるべくたくさんあるに越したことはありません。できることがたくさんあると、便利で安全だし安心できます。

何より人生の選択肢が確実に増えていきます。「やりたいけど、できない。あきらめよう」という残念なことがなくなります。

大人になれば、自然にできることが増えていくということはありません。どんなことであれ、それ相応の努力と行動をしなければ、できるようにはならないものです。

カンタンにできてしまうことなど何1つない――。そう言い切っても、過言ではありません。

取り組むものにもよりますが、できるようになるまでには、やはり時間がかかります。

当然ながら、早い人もいれば、遅い人もいます。

早くできるようになるのは、スゴイ。時間をかけてできるようになるのは、たいしたことない……。そう単純に言い切れるものではないです。

早くできるようになっても、その後も努力を続けなければ上達しません。逆に時間をかけてできるようになった人が努力を続ければ、そのレベル差はカンタンに覆されてしまいます。

「できる」ようになるのは、決してゴールではありません。むしろ終わりのないレースのスタートです。

こう言うと、尻込みする人がいそうですが、何もあなたを脅かすつもりはありません。ただ事実を述べているだけです。

できるようになるのは、とても大変なことです。大変だからできることをやめてしまう、あるいはあきらめてしまう人もいます。

しかしながら、「できる」と「できない」には埋めようがないくらいの溝があります。その溝を埋めた人だけが、できる人になっていきます。

できるようになったからと言って、満足してしまえば、それ以上は上達しません。

努力と行動を続けていかなければ、せっかくできるようになったものができなくなってしまう可能性はあり得ます。

できるようになっても、「もっとうまくなろう」と思って、努力と行動を続ける人はもっともっと上達します。本人が思っている以上のレベルに到達することも不可能ではありません。

(朝の独り言⭐️
今は、来年に向けてのセミナー、コンテンツ、書籍などの打ち合わせが多くあります。来年著者10年に向けて、親しい編集者も色々と記念にと考えてくれていることは、とても嬉しいことです。新刊、絶好調です!是非、お読み下さい。