やるかやらないか。AかBか。この中からベストなのはどれか……。
最終的に何にするか決めるときに、頼りになるもの――。それは、「カン」です。
「カンなんかで決めて、本当にいいんですか?」
そう疑問を呈す人がいるかもしれません。それに対しては、「大丈夫です」と、キッパリ言います。
とは言え、カンによる決定が正しい結果をもたらすには、条件があります。それは、潜在意識を活性化していること。
日ごろからいい言葉を使い、いい習慣を身につけ、いい人間関係を形成し、いい環境を整え、いいイメージをしていれば、潜在意識は活性化します。潜在意識が活性化していれば、自ずとカンは鋭くなります。
カンとは、いいかげんなものでも気まぐれによるものでもありません。それは、潜在意識によって導かれたものです。
潜在意識が活性化していれば、「やる/やらない」「AかBか」「ベストはどれか」をカンで決めたとしても、適正な選択になります。「これしかない」と、自信を持っても大丈夫です。
その決定に従ったとしても、いい方向に進んでいきます。何カ月、あるいは何年か経ったときに、「あのときの決定は間違っていなかった」と、堂々と胸を張ることができます。
カンというものは、一瞬のひらめきです。それは、0コンマ何秒という超・短時間によって導きだれたものなので、軽くとらえられがちです。はたから見れば、「ちゃんと考えたのか?」といぶかしく感じられるほどです。
短時間での決定が、信頼できないとか間違っているということはありません。潜在意識による導きなのですから、これほど信頼性の高いものが、ほかにあるでしょうか。
潜在意識を活性化していれば、カンは鋭くなります。活性化するほど、精度が高くなります。
1秒とかからずに何ごとも決定できるので、ムダな時間を過ごすことがなくなります。決めてからすぐに行動に移せるので、結果を出すのも早くなります。
カンでものごとを決めるのは、いいことだらけです。
(朝の独り言⭐︎)
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