「そのほうがいいかもしれませんね」「私の案より彼の案のほうがよさそうですね」「私のプランなんて大したことないですよ」……
新商品の開発や販促宣伝などでは、かかわる人すべてが、案を出したりプランニングしたりします。
集まった中から、最適な案やプランが採用されますが、その割合は100に1つとか2つです。
なかなか「これだ!」というものが出てこないのが、現実です。だからこそすべての人が10個でも20個でも案を出すようにします。「下手な鉄砲数撃ちゃ当たる」は、本当のことです。
このとき最終段階にまで残りながら、「あんまりいい案だと思えないのですが……」と、引っ込めてしまう人がいます。早い話が、辞退してしまいます。もしかしたら、あなたもその1人かもしれません。
せっかく出した自分の案をカンタンに引っ込めてしまうのは、遠慮しているのとは違います。自信がないとも異なります。
その人の心中は、こういうものです。それは、「責任をとりたくない」あるいは「矢面に立ちたくない」です。どうですか、図星ではありませんか。
もし自分の案が採用されてしまったら、中心的役割をすることになります。当然、なんらかの責任を負うことになります。
忙しくもなるし、いろいろな部署との調整に駆けずり回ることもあります。そういう面倒がイヤだから、自分の案を引っ込めてしまうとしたら、なんとももったいないことです。
それば、二重の意味での損失です。
1つは、あなた自身の成長機会の損失。もう1つは、組織の利益の損失。あなたの案を採用して展開すれば、ヒットやブレイクが起こるかもしれないのですから……。
そもそも最初から「箸にも棒にもかからない」のであれば、最終段階にまで残ってはいません。残ったということは、「もしかしたら……」という未知の可能性を秘めていることにほかなりません。
そうであれば、自分の案を引っ込めている場合ではないです。今すぐ覚悟を決めるべきです。
(朝の独り言⭐︎)
全国的に暖かくなってきました!
そろそろ車のタイヤも夏タイヤに交換しようかと思います。この感覚、北海道以外の人には、不思議かもしれませんね!^_^