カラダが硬い・カラダが柔らかい人がいるように、アタマも硬い人、柔らかい人に分かれます。どちらがいいかと言われれば、後者です。
アタマが硬い人とは、常識や既成の価値観にとらわれてしまって、ユニークで斬新な発想ができない人です。ものの見方が偏ってしまうので、変化に対応することができにくになります。
一方、アタマが柔らかい人とは、常識や既成の価値観にとらわれることなく、ユニークで斬新な発想ができる人です。あらゆるものごとをゼロベースで見つめ直すから、変化にも臨機応変に対応していきます。
アタマの硬さ・柔らかさは、何によって決まるのかと言うと、知識のある・なしではありません。知識は、「ない」よりは「ある」ほうがいいです。アタマの柔軟さにとって知識とは、その程度のことです。
重要なのは、ただ1つ。それは、ココロ。
ココロが素直であれば、アタマも柔軟になっていきます。このことは、間違いなく言えます。
素直さとは、ココロが純粋で真っ直ぐであること。別の言葉で言えば、ココロが柔軟であること。
素直な人は、アタマが柔らかく斬新な発想をします。何かにとらわれたり先入観を持ったりすることがありません。
素直だから、柔軟なのか。柔軟だから、素直なのか……。この2つは、まさに「ニワトリと卵」のような関係にあります。どちらが先なのかは、なんとも言えないところです。
とは言え、両者が密接な関係にあることは、間違いありません。アタマを柔軟にしたかったら、素直になること。それは、知識を詰め込むより、はるかに有効です。
アタマが柔軟な人は、素直なココロを持っています。アタマの柔軟さは、ココロの素直さに比例します。
もし「アタマが硬い」と指摘されたら、やるべきことはただ1つ。素直になること。
それを意識して徹底すれば、いつしかアタマが柔軟になります。斬新でユニークな発想ができるようになるものです。
(朝の独り言)
新刊カバーの見本ができたようです。7月24日の発売が楽しみです!タイトル、カバーが良く、内容にも自信ありますから、前回同様、発売前に増刷かかるよう頑張ります。