2018.7.18.

多様性を認める、、、

人間は1人1人違います。自分と他人は、まったく違う人間です。

それなのに組織に属したりしていると、同じ考え方や行動をすることが当たり前だと思うようになってしまいます。その組織に固有かつ独特なルールや慣習があると、それを順守するように求め始めます。

新入社員や転職者がその組織に入ると、最初はそのルーや慣習を知りませんから、一般常識や独特、あるいはその人の価値観に基づいた考え方や行動をしょうとします。

すると、組織にどっぷり浸かっている人は驚くとともに、拒絶反応を示します。

「それは違うだろ」「何をやっているんだ」「そんなことも分からないのか」……

新しく入ってきた人が「分からない」のは当然です。またこちらもビックリします。

「別におかしいことはしていないのに。おかしいのはそっちでしょ」
口に出さないまでも、違和感や抵抗を覚えます。

それも最初だけです。違和感や抵抗があっても、入った組織の同調圧力に屈してしまって、その人自身も固有かつ独特なルールや慣習に染まるようになります。

こうして多様性が排除されて、金太郎飴のように同じ考え方や行動をするようになってしまいます。日本中の至るところで見られる光景です。

同じ考え方や行動をすることで組織がまとまることは否定できません。ただし、一長一短があります。

長所は、一体感が出ること。同じ方向に向かって突き進むときは、スピードもパワーも出るようになります。

短所は、変化に弱くなること。時代や環境が変化したときに、1つの考え方や行動しかないと、ついていけなくなります。場合によっては、崩壊しかねません。

最終的に1つにまとまるにしても、そこに行き着くまでにはいろいろな考え方や行動があってしかるべきです。また異なる考え方や行動は尊重されるべきです。

異なることは、当たり前です。人間は1人1人違うのですから……。

異なることを多様性として認める組織は強くなります。同時に、どんなに時代や環境が変化しても生き残ることができます。

異なることを恐れる必要はありません。異なることを認めないような組織は、あなたにとって不要です。なぜならあなた独自の考え方や行動を尊重しないから、、、

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