2018.11.1.

仕事で数字を追わない、、、

仕事に「大きい/小さい」はありません。金額や量に関係なく、1つの仕事というものがあるだけです。

単価が高い、売り上げが上がる仕事はあるには、あります。それを大きい仕事と呼ぶにはムリがあります。

そういうものを大きい仕事と呼ぶ人がいるとすれば、たんに数字に目がくらんでいるだけです。

同じように、単価が低い、売り上げが大して上がらない仕事もあります。それを小さい仕事と呼ぶのは、不謹慎です。そういうものを小さい仕事と呼ぶ人がいるとすれば、やはり数字に目がくらんでいます。

やりたい仕事が飛び込んできたときに、その単価が高いか低いかを気にするのは、意味がありません。単価は高いほうが「いい」に決まっています。それでもやりたいなら、たとえ単価が低くても、やるべきです。

単価が低い仕事は、やろうとする人が少ないので、競合もあまりいません。受注する確率は、限りなく高くなります。

実際にやってみると、単価が低くてもおそらく悔いはないはずです。何より自分のやりたい仕事をトコトンやることができたのですから、金額以上に達成感や充実感を得られるのは間違いありません。それは、数字以上の重みを持ちます。

そのやりたい仕事の出来を見て、発注した側が「これはいい」と満足してくれたら、次からは単価を上げてくれるようになるかもしれません。仕事とは、そういうことの積み重ねです。

やりたいことをやる「達成感と充実感」と単価は、最初のうちはイコールではありません。とは言え、達成感、充実感を得られる仕事をしていけば、そのうちに単価も上がるようになります。

達成感と充実感、そして単価。これはどれもが自分自身で上げていくことは可能です。やりたいことをトコトンやっていけば、すべてを自分の力で上げられるようになります。またそうなるように模索すべきです。

もちろん、単価が低いから「やらない」という選択はあり得ます。その場合、競合がたくさんいる単価が高い仕事を狙うことになるので、受注する確率は限りなく低くなります。

数字を追う以上は、そういう憂き目に遭うこともあり得ます。