2018.11.13.

別ルートを用意する、、、

目的地にたどり着くためには、そこに通じるルートを通らなければなりません。大回りしたり寄り道したりしても、目的地に通じているルートを通っていけば、どんなに時間がかかっても、必ずたどり着きます。

東京から大阪に行くとしたら、ルートはいくつもあります。そのどれで行くのかは、行く人の自由です。

新幹線で行く。飛行機に乗る。自分で車を運転していく。夜行バスに乗る。あるいはヒッチハイクしていく……。

所要時間はまちまちですが、大阪に通じるルートを通るのであれば、必ず到着します。そのときどきにおいて、どれにするか選べばいいだけです。

たいていの場合、ルートというものは複数存在します。「これしかない」ということは、めったにありません。

「このルートで行く!」
決めたとおりに進んでいったとしても、途中で何が起こるかはまったく分かりません。

トラブルやハプニングがあって、通行止めになることもあり得ます。そのとき通れるようになるまで待つか、それとも別のルートを行こうとするのかは、本人の自由です。

時間の余裕があるのなら、「のんびり行こうよ」と、通れるようになるまで待つのもアリです。これは、トラブルやハプニングを積極的に楽しむ姿勢です。そういう経験をするのも、悪くはないものです。

もし急いでいて1分でも早く目的地に着かなければならないとしたら、迂回して別ルートを行かなければなりません。もっとも、通行止めになってから別ルートを探すようでは、遅きに失します。

「このルートで行く!」と決めるまでには、複数のプランを検討したはずです。最終的に1つに決めたとしても、「もしも」に備えて、別ルートを用意してシミュレーションをしているべきです。

そこまでやっていれば、トラブルやハプニングが起こったときに、すぐにかつスムーズに別ルートを通って目的地にたどり着くことができます。

目的地に行くルートは、1つだけではありません。実際に採用するかどうかはともかく、別ルートは常にアタマの中に入れておきたいものです。