2018.12.7.

小さな成長を続けていく、、、

「進境著しい」
若い人や経験が浅い人が、誰が見ても明らかな成長を遂げると、このように評されることがあります。その成長が大きければ大きいほど、ドラマチックになります。

本人も「成長している!」と、十二分に実感していまます。かかわる人も感慨ひとしおです。

大きく成長したからと言って、それで終わりではありません。まだまだ成長は続きます。いいえ、続けなければなりません。

一般的には、大きな成長をしたときに使われることが多いですが、それは皮相的な見方です。確かに、大きな成長は目に止まりやすいですが、あくまでも一局面にすぎません。

その大きな成長は、一夜にして起きるものではないです。成長に突然変異はありません。

進境を実感するまでには、自分でも実感できないほどの、無数の小さな成長を土台として積み重ねる必要があります。その土台がなければ、大きな成長=進境は不可能です。

当たり前ですが、劇的な成長を起こすには、それまでの蓄積があって初めて可能になります。

進境=成長ではありません。小さな成長の積み重ねの上に起きたもの。その意味では、無限の成長における1つの通過点にすぎません。

ただし、それは何度も起きます。小さな成長を続ける限り、これから何度でも味わうことができます。

また誕生日のように、1年に1回と決まってもいるわけでもありません。

1年で3度でも4度でも味わうことができます。もしかしたらそれ以上起こることもあり得ます。それは、成長が加速していることを意味します。

うれしいことに、いくつになっても体験することができます。「若くなければムリ」と思うのは、早合点です。あなたが何歳であっても、これから何度でも体験できます。小さな成長を続けている限り……。

何度進境を体験するかは、人それぞれ。ただし、小さな成長を続けている限り、必ず体験できることは保証つきです。