2018.12.10.

1回の失敗で判断しない、、、

適性というものは、誰にもあります。また人によって異なります。

ある人が得意なものは、別の人にとって苦手だったりします。ある人が「向いていない」と思うことを、事もなげに処理してしまう人もいます。

1人1人適性が異なることは、誰もが自分を活かせる道があることにほかなりません。これぞまさに「天の配剤」です。

その適性は、残念ながら、カンタンに分かるものではありません。誰かが「これはキミに向いているよ」と言ってくれることはないわけではないですが、確率的に極めて低いです。

結局のところ、自分で「これだ!」と思えるものを見つけるしかありません。それまでは試行錯誤が続きます。

何が本当に自分に合っているのかは、やってみなければ分かりません。その意味ではなるべくたくさんのことをやってみるべきです。

1回やっただけで「向いていない」と判断するのは、早計です。適性があるかないかは、何回もやらないと見えてこないものです。

たった1回でうまくいくのは、超カンタンなことです。それは、誰もができるので、適性以前のこと。

失敗の連続で「これは向いていないな」と思ったとしても、「適性がない」とアッサリ断定できないものです。その見極めはとても難しく、適性があるにもかかわらず、失敗続きで「私には向かない」と判断してしまうとしたら、こんなに残念なことはありません。

1回の失敗で「適性がない」と判断するのは、早とちり。10回の失敗で「適性がない」と判断するのも、見切りがよすぎます。

人によって差がありますが、せめて100回。これだけ失敗したら、さすがに「適性がない」と言っても、間違いではありません。

「これは私には向かない」……
そう思うのであれば、100回失敗したかどうかを自分自身に問うべきです。もし答えが「YES」なら、見切っても差し支えありません。

「NO」なら、100回失敗してから判断しても遅くはないです。