結果というものは、勝手に出るものではありません。行動したときに初めて、結果が出ます。
結果を出すのは、行動する人。古今東西、この真理が変わることはありません。これからもそれは、同じです。
結果を出すために、必要以上にあれこれ考える人がいます。まさに「下手の考え休むに似たり」です。
「どうしたらいいだろうか?」「どっちのほうがいいかな」「ほかにうまくいくやり方はないだろうか?」……
そんなことを考えているヒマがあるのなら、サッサと行動に移すべきです。本人は「結果を出すために必要なプロセス」と思っているのかもしれませんが、とんだカン違いです。
それは、考えているのではなく、実は「待っている」のと同じ。何もしていないのですから、そう言っても決して言いすぎではありません。
しかも考えている(待っている)間にも、状況は時々刻々変化しています。自分に有利な方向になることはなくて、事態はドンドン悪化しています。
それを見て、さらに「どうしたらいいだろうか?」と考えてしまう……。必然的に悪循環にハマっていきます。
考えている間は、結果が出ることは一切ありません。これも、古今東西通用する真理です。
考えるヒマがあるのなら、「いい」と思ったことを1つでも2つでもやってみるべきです。それで結果が出ることもあります。結果が出なかったら、ほかのことをやればいいだけです。
行動の先に、結果があります。考えている間はもちろんのこと、その先に結果が待っていることはありません。考えるよりも、まず行動。
ただし、考えなければならないものもあります。それは、戦略。そうした長期的な取り組みについては、じっくり考えるべきです。
それ以外のことは、考えるよりサッサと行動に移していきます。そのほうが、結果が出るものです。