ミスをしたり、不意のアクシデントがあったり、あるいは自分自身のコンディションが悪くなったりして、大幅に進捗が遅れてしまうことがあります。ギリギリのスケジュールを組んでいたりしたら、かなり危険です。
徹夜をしたり休日出勤したりすることを余儀なくされます。それでも綱渡りは、続きます。
こういう切羽詰まったときでも、挽回することは可能です。いいえ、どんなときでも挽回はできます。またそれは、誰にでもできること。
どうすれば挽回できるのかと言うと、ポイントがあります。それは、次の3つ。そのいずれも欠かすことはできません。
1つ目が、「絶対に間に合う」と信じること。これがなければ、何も始まりません。
「間に合うといいなぁ」という希望的観測でいては、絶対にムリです。
半分あきらめたようなものなので、全力を出すことをためらうようになります。同時に、遅れたときの言い訳を考えるようになります。
2つ目が、ココロを落ち着けること。これは、意外にも忘れられがちです。
進捗が遅れているがゆえに、「早くしなければ」という焦りや、「もっと頑張らないと」というプレッシャーを感じてしまいます。そうした気持ちは、百害あって一利なし。
余計なストレスとなって、ムダに自分自身を疲弊させます。一生懸命やっているのに、なかなか進捗しません。それが、さらなる焦りやプレッシャーを生む悪循環を招きます。
3つ目が、優先順位とプロセスを明確化すること。納期や締め切りまでギリギリなので、時間がないのは確かです。だからこそ優先順位の見極めをしっかりしなければなりません。
やるべきことを徹底的に絞り、なおかつプロセスを細かく決めていきます。やらなくてもいいことをやっているヒマはないので、この優先順位とプロセスの明確化は、間に合うかどうかに決定的な影響を与えます。
3つを満たしたら、あとはトコトンやっていくのみ。挽回できるかどうかは、あなたの取り組み方次第。
大丈夫。どんなときでも挽回はできます。