「今年こそ〇〇できますように」「絶対に△△を達成しますように」「□□が叶いますように」……
朝早くから、いいえ真夜中から初詣をして願かけをした人も多いかもしれません。あなたの大望が実現することを切に願っています。
こう言っておいてなんですが、その願かけをしにいったところは、本当に正しいところなのでしょうか。もっとほかにお願いするところはないのでしょうか。
別に私は初詣を否定しているわけではありません。また願いごとによって、初詣に行く場所を選んだり変えたりすることを勧めているのでもないです。
あなたが行きたいと思うところに行くのは自由だとしても、願かけするのであれば、一番頼まなければならない相手がいる――。そう言いたいだけです。
その相手とは、あなた自身――。自分に願かけするのが、大望を実現させる手っ取り早い方法です。
こう言うと、面食らう人が続出しそうです。「自分にお願いして実現するくらいなら苦労はないよ」という皮肉も聞こえてきます。
もちろん、自分に顔かけをしたくらいで、大望が実現することはありません。もしできてしまうのなら、それはもはや大望ではなく、小望です。
それでも「自分に願かけしたほうがいい」と言うのは、ハッキリと自覚させるため。なおかつモチベーションを上げるため。どんな願いであれ、それを実際に現実のものにできるのは、あなた自身です。
「〇〇できますように(△△を達成しますように/□□が叶いますように)」
そんなふうに自分にお願いしてみたら、なんとなくでもできそうな気がしてきます。大望を実現することを「使命」と感じて、行動したくてウズウズしてきます。
どこかに初詣に行って願かけしても、すぐに行動に踏み出す人はめったにいません。初詣しただけで終わっては、せっかくの大望がうたかたの夢と消えてしまいます。
自分に願かけすれば、行動に直結します。すぐに行動するので、大望が実現するスピードが速まります。それが、自分に顔かけすることの最大の利点です。
2020年、あなたはどんなことを自分にお願いしますか。そのためにどんな行動から始めますか?