2020.2.4.

アタマ・ココロ・カラダを同期させる、、、

ものごとがうまくいかないときは、必ず原因があります。

そのすべてに共通して言えるのは、アタマ・ココロ・カラダがバラバラになってしまっていること。

これは、本人が気づいているときもあれば、そうでないときもあります。いずれにせよ、かなり重大な問題であることはあらかじめ指摘しておきます。

うまくいかないのは、アタマ・ココロ・カラダが連携できていないから。別の言葉で言えば、アタマ・ココロ・カラダが同期されていないということ。

アタマは、自由奔放です。「こういうことをやろう!」と思ったら、現実を無視してそれをドンドン発展させていきます。

「アタマでっかち」になりやすい……。それは、アタマの長所でもあり、短所でもあります。

実現性が低いと、ココロは、「そんなの、ムチャだよ」「ムリに決まっている」と、やる気になれません。早々にサジを投げます。

カラダのほうはどうしたら実現できるのかというやり方や方法を知らずにいます。

アタマが考えていることを現実にしようと動きはしますが、最適なやり方や方法ではないので、ムダばかりする羽目になります。空回りして、疲れ果ててしまい、実現が遠のきます。

アタマ・ココロ・カラダがバラバラでは、何をしてもうまくいきません。それは、当然の帰結です。

3者が同期できるようになるカギを握るのは、やはりココロ。ココロがやる気を出し、アタマに勇気を、カラダに元気を与えるように持っていかなければなりません。

「難しいかもしれないけど、やってみよう。頑張ろう!」
ココロがやる気マンマンになれば、アタマとカラダも反応します。もっとも、これだけでは不十分。

アタマには、「カラダが一生懸命やっているんだから、もっとうまくいくやり方や方法を考えて」と注文を出します。

カラダにも、「アタマがちゃんと考えてくれているから、頑張って」と、エールを贈ります。

こうしてココロがイニシアティブをとっていくと、アタマ・ココロ・カラダが1つになっていきます。これが、同期するということ。

アタマが現実的なやり方や方法を考えると、カラダが即実践します。ココロは、その両者を応援していきます。

これが続いていくと、いつでもどこでもどんなときでもアタマ・ココロ・カラダの3者は同期するようになります。

黙っていても、結果が出るようになります。うまくいかないときは、バラバラな3者を同期させるーー。それを最優先します。