人生は山あり谷あり。「禍福はあざなえる縄のごとし」で、いいこともよくないことも、それぞれあります。
一進一退、二転三転も日常茶飯事。打つ手がことごとく当たるということは、ありません。
隠忍自重を余儀なくされることは、数知れず。うまくいかないことが多くても、その中で試行錯誤しながらうまくいくやり方を見つけていって、いいことがたくさん起こるようにしていきます。
紆余曲折は、当たり前。順風満帆は、レアケース。
こう言うと、身もフタもないように感じる人もいそうです。とは言え、多くの真実をはらんでいます。
今見てきたように、誰にとっても、人生は「一直線に進んでいる」わけではありません。どこかで折れたり曲がったりするものです。
あるいは迷路のように入り組んで、なかなか出口が見つからないこともあります。
予定が変更になったときは、臨機応変に対処していかなければなりません。プランB、プランCを繰り出せるかどうかは、腕の見せどころ。
それにいい／悪いを言っても、何も始まりません。うまくいかないのであれば、軌道修正する、もしくは改善していくのが、いい人生にするための処方箋です。
実際の人生が一直線に進んでいかないとしても、あなたにはこれだけは伝えておかなければなりません。それは、「思いだけは一直線にする」こと。
あなたがどんな思いで毎日を過ごしているのかは分かりませんが、それが折れたり曲がったりするのは看過できないことです。
人生が迷路のように入り組んでしまったとしても、思いだけは１ミリもズレるようなことがあってはなりません。
いつでもどこでもどんなときでも、真っすぐでいるーー。あなたの思いは、そうあるべきです。
思いが一直線であれば、人生が曲がったりクネクネしたりしても、そのうち真っすぐになります。遅かれ早かれ、いいことが起きるようになるものです。
