2020.12.23.

魔法の言葉を使いこなす、、、

本人が気づいているかどうかは別として、どんな人にも、「口グセ」があります。
口グセとは、言葉による条件反射。それは無意識のうちに出るものですから、本人がまったく気づかずに発せられることがしばしばあります。
口グセには、いい言葉を使いたいものです。なぜなら人となりを表すから。聞いていていい言葉を口グセにしている人は、やはり人格も態度も素晴らしいものです。
いつでもどこでもどんなときでも、いい言葉が無意識に口から衝いて出てくるようになると、人生が大きく変わっていきます。自分を起点として、素晴らしいこと、楽しいこと、素敵なことが起こるようになります。
無限に近いほどある言葉の中から、口グセにしたほうがいいものを選ぶとしたら、これになります。すでに「これですね!」と思い浮かんだ人もいそうです。
それは、「ありがとう」です。一般的に誰かに何かをしてもらったときにお礼として述べる言葉ですが、そういう場面で使うだけでは、あまりにももったいないです。
「ありがとう」は、万能の言葉。どんな場面でも使うことができます。言葉の「ユーティリティープレーヤー」と言っても、差し支えありません。
挨拶するときに「ありがとう」と言えば、したほう、されたほうの両方の気分がよくなります。食事をするときも「ありがとう」と言うと、おいしく食べることができます。
仕事をするときも「ありがとう」と言うと、集中力と気合がアップします。疲れたときに「ありがとう」と言うと、全身が癒されます。
寝る前に「ありがとう」と言うと、達成感と充実感を得ることができます。
1日に何百回でも何千回でも口グセとして使いこなしたくなる言葉――。それが、「ありがとう」です。
たんに上品とか美しいということではなくて、本人も含めて、聞く人にやる気・元気・勇気を与える言葉。
あるいは聞いているだけでワクワクしたり、ハッピーになったり、感動したりする言葉――。
そんな魔法のような言葉は、「ありがとう」をおいてほかにありません。最高かつ最強の口グセ。使わないでいると、無味乾燥な人生を送ることになりかねません。
あなたは今日、「ありがとう」を何回言いましたか。自分自身はもちろん、かかわるすべての人にやる気・元気・勇気を与えることができましたか?