2021.1.23.

「つなげる人」になる、、、

「人脈の多い人」と聞くと、超一流とか業界トップの人を思い浮かべる人が多いかもしれませんが、実態はまったく異なります。
失礼ながら、その人自身は超一流ではないし、その業界のベスト5にも入っていないような人です。
 おそらく会えば、「ごくふつうの人」という印象を持たれます。「こんな人に人脈があるのだろうか?」といぶかる人もいるほど。この人脈を持つ人が箸にも棒にもかからないような人ではないことは、名誉のためにも言っておきます。
仕事は、もちろんできます。とは言え、ランキング的に言えば業界の上位には入るにしても、それ以上にできる人はほかにもたくさんいます。
知性も教養もコミュニケーション力も備えています。人を見る目を持ち、相手の年齢や性、国籍、肩書にとらわれることなく、誰に対しても分け隔てなく接しています。
自分自身が偉ぶることは、まったくありません。会った人は例外なく「また会いたい」と思うようになるし、初対面で「ファン」なる人もいます。
ほかの人にはない魅力を持っているにしても、これだけではこの人が豊富な人脈を築くことは不可能ではないにしても、かなり難しいと言ってもいいです。
この人が圧倒的な人脈を持つようになった決定的な理由が何かと言うと、「人と人をつないでいる」から。意外に思う人は多そうですが、超一流とか業界のトップになるような人は、それほど人脈を持っているわけではありません。
もともと人脈を開拓するヒマが皆無。寄ってくるのは、利用しようとしている人。そういう有象無象を人脈に入れるのは、「おこがましい」と言ってもいいくらいです。
 そんな超一流や業界トップの人に、まだ何者にもなっていない前途有望な人を紹介するのが、本当に人脈を持つ人です。紹介されたほうは刺激を受けるし、してもらったほうはチャンスをもらえます。
人脈のある人は、紹介するほうもされるほうもお互いにWIN-WINになるつなげ方をしています。これができる人は、実際に多くありません。
 自分自身が超一流や業界トップにならなくても、人と人をつなげることができれば、人脈を築くことができます。
紹介するほうもされるほうもWIN-WINになれば、その人脈はドンドン拡大し、唯一無二になっていきます。ここまでできる人は、本当にごくわずかです。