仕事であれ趣味であれ、自分自身が「やりたい」と思って始めたことは、周りに干渉されずにのびのびとやりたいもの。これは、誰にでも言えることです。
「こうやるといいよ」「こういうやり方があるよ」……
役に立ちそうなアドバイスならありがたいですが、人によって言うことがまったく異なると、混乱します。
AさんとBさんとで正反対のことを言ったとしたら、あちら立てればこちらが立たず。それどころか、両者の言うことをそのまま取り入れたら、自分自身が迷走しかねません。
「ああ、それではダメだよ」「そうじゃない。こうやるんだよ」……
ましてやダメ出しなどされようものなら、グッタリしてきます。「ほっといてくれ」という気持ちになりますが、このタイプは「親切で言っている」という思いが強く、邪険に扱うと根に持つからやっかいです。
ハッキリ言って、アドバイスらしきことをする人の99%は邪魔です(逆に言うと、本当に役に立ち、「ありがたい」と思えることを指摘してくれる人は1%だけ)。できればかかわりたくはないですが、そういう人たちと絶縁するのは、難しいです。
それでもやりたいことをやっている間だけでも近寄らないようにするのは可能です。それは、「結界を張る」こと。これで解決します。
結界と言っても、何か特別なことをするわけではありません。儀式やセレモニーは不要。怪しいこと、いかがわしいことは皆無です。
するのは、ただ1つ。集中して脇目もふらずに取り組むこと。
とにかく「やりたい」と思った、そのことだけを考えて全力投球します。髪の毛を振り乱したり、鬼気迫る表情でいたりすると、ベターです。
集中して取り組んでいると、何か言いたいことがあっても、なかなか近づけないものです。周りの人も「一生懸命やっているから、邪魔をしたら悪いかな」と、思うようになります。
それは、本人と周りの人たちとの間に目に見えない境界線が設定されているということ。おそらく半径5メートル以内に、あなた以外の人は皆無。
真剣に死にものぐるいで取り組んでいれば、圧倒されて、誰も近づくこともできません。それこそが、結界です。自分のペースでやりたいことを進めていけます。
その結界をつくるのが、集中力。この結界は、誰もがつくれます。
(朝の独り言⭐️)
ビジネスメールなどしていますと、この文書はお客様の立場より自分の会社の利益のためしか考えていない、などあります。高価な商品を売りながらも、包装は紙袋だけで ケースなど一枚原価200円くらいのコストもかけずに渡すショップなど… 意外に気づかい、というか仕事している側が認識低いと感じることがあります。ビジネスとは、些細なところにあるように思います。