社会人にとって何よりも果たさなければならないのが、いい仕事をすること。当たり前のことのように聞こえますが、カンタンにできることではありません。またどうすればそれができるのかを知っている人は、意外と少ないものです。
いい仕事とは、社会の役に立って多くの人が喜び、なおかつ自分自身が成長できること。売り上げを上げることは、目的ではなく、付随的なことです。あくまでも社会の役に立ち多くの人が喜ぶようになれば、自然に売り上げがついてきます。
そのいい仕事を実現するのに要求されるのは、次の3つ。それは、人間関係、教養、健康です。
いの一番に挙げられるのが、人間関係。仕事とは、人間関係を築いた相手とするものです。「この人はどうかな?」と思わざるを得ない人とは、一緒に仕事をしたくないし、相手に選びたくはありません。
選ばれるためには、まず自分自身が信頼される人間になる。相手に「この人なら大丈夫」と思ってもらえるから、仕事をするにふさわしい人物として選んでもらえます。自分が逆の立場になったときは、信頼できる人を選んで、一緒に仕事をします。
いい人間関係なくして、いい仕事なし――。これは普遍的に言えることです。ちなみに、いい人間関係には、家族も含まれます。
次に挙げられるのが、教養。知識でも情報でもありません。教養のある人は、大局的にものごとを見ることができるし、長期的スパンであれこれ考えることができます。
逆に教養がないと、目先のことにとらわれて行動しがちです。それは、知識や情報といったものに基づいて考えたり判断したりするから。
教養がないと、多くの人を喜ばせることもできないし、社会の役に立つことも難しくなります。これを身につけるには、付け焼刃ではなく、じっくり時間をかける必要があります。教養を身につけようとすること自体が、自分自身を成長させます。
最後は、健康。自分自身が健康であればこそ、いい仕事を長きにわたって実現することができます。健康は、いい仕事の最後の砦。長く維持できるように、日ごろから留意するべきものです。
人間関係。教養。健康。いい仕事をする人は、この3つを兼ね備えています。3つを持っているからこそ、いい仕事をして人生を好転させることができます。
(朝の独り言⭐️)