2021.12.13.

自分でハードルを高くする、、、

「超えるべきハードルは低いほうがいいのか、高いほうがいいのか?」

そう聞かれたら、答えは明らかです。それは、間違いなく後者。
ハードルは、超えるためにあるものです。超えなければ先に進めないし、いつまでも同じ場所にとどまることになります。それは、「停滞」を意味します。

あらゆる人にとって、ハードルは「高いほうがいい」と言えます。その高いハードルを超えるから成長するし、次に進むことができます。

もちろん、何ごとにも例外はあります。低いハードルがいい場合も確かにあって、それはやり始めのとき。最初から高いと超えることもできませんから、慣れることを優先するなら、低いほうがベターです。
それでも「こうすれば超えられる!」と分かったら、すぐにハードルを上げていきます。いつまでも低いハードルを超えることを繰り返しても成長しませんから……。

ハードルを高くするとしても、どのくらいにすればいいのかは、悩むところです。高すぎると、超えるのは至難の業。何度も超えようとチャレンジしたものの、失敗が続いていくと自信喪失しかねません。
設定する高さを言うと、1年後の自分がクリアできるくらいをメドにするといいです。言い換えれば、1年かけて超えられるくらいがちょうどいいということ。

当然ながら、そのハードルを1年間は超えられません(頑張れば、半年とか10カ月くらいで超えられることもあります)。超えようとして挑んでみても、なかなかクリアすることができず、悶々としたり呻吟したりする日が続きます。

超えるためにはトレーニングはもちろん、ありとあらゆる超える方法を考えて、なおかつそれを身につけていく必要があります。そうした試行錯誤の日々を続けていくと、気づかぬうちに成長していきます。
最初は「ちょっとムリかな」と思えた、高いハードルも1年かけて工夫と努力をしていけば、超えられるようになっています。それは、自分自身がたゆまぬ成長をしたから……。

目の前にあるハードルは、超えるためにあるものです。その高さを設定するのは、常に自分自身。

言うまでもなく、カンタンに超えられるようなものでは自分のためになりません。1年くらいかけて努力と工夫次第でクリアできる高さに設定すると、グーンと成長できて、なおかつ超えられるようになります。

(朝の独り言)
今朝は、朝7時からオンラインLiveでした。朝早くからの仕事も気持ち良いものです。自分自身より、サポートしてくれるスタッフには本当に感謝です。早起きにもかかわらず、いつも笑顔で、アドバイスを受け入れ成長する姿を見ていて、私も嬉しくなります。つくづく人の成長に一番大切なのは、素直さだと感じます。