ものごとを始めるタイミングは、いつでも今この瞬間。それ以外の適切な時期というものはありません。
若いうちに始めたほうがいいのは、自明の理。それに異議を唱えるのは野暮というものですが、若いからと言って「必ず成功する」とも言えないものです。
若いうちは、足りないものだらけ。多くの人にとって圧倒的に欠けているのは、お金です。まとまったお金がないために、やりたかったことをあきらめてしまった人はかなりの数に上るに違いありません。あなたも、その1人でしょうか……。
ほかにも知識・スキル・経験が不足気味。人脈や判断力もおぼつかないところがあります。「あるのはやる気とエネルギーと時間だけ」と言ってもいいくらいです。
それでもその「やる気とエネルギー」があれば、ムリやムチャができます。1つのことをじっくり手がける時間的余裕もあります。
ときにそのやる気とエネルギーが周りから「できるわけがない」と思われていたことを実現させる起爆剤になったりします。若さには、計測不能なパワーがあります。
それを顕在化させ、なおかつ爆発させるのは、本人次第。足りないものばかりだとしても、若いうちにスゴイことを実現させるのは可能です。
こう言うと、「やはり若くないとダメということですか」と、落胆する人もいそうですが、そんなことはありません。齢を重ねた人でも、ものごとを実現させる力を持っています。若いときと違って、そのパワーは顕在化していますから、行動あるのみ。
ある程度の年齢に達すれば、お金をはじめとして、知識・スキル・経験、人脈、判断力、それに加えてやる気とエネルギーといった、実にたくさんのものを蓄積しています。
これだけ多くのものを持っているのですから、やりたいことを実現させられないはずがありません。「今から始めても遅い」なんて思うとすれば、たんなる言い訳。
年齢を理由にやりたいことに取り組もうとしないのは、培ってきたすべてのものをムダにしています。それまで生きてきた人生を全否定するようなものです。
すべての人に通じることですが、「始めるのに遅すぎる」ことは、決してありません。持っているものを存分に活かしながら行動していけば、今からでもやりたいことを実現できます。
行動するかどうかは、自分次第。今この瞬間から始めれば、十分に間に合います。
(朝の独り言☆)
先日、バンタム級井上尚弥の試合を観ましたが、さすがに強かったですね。彼のバランス良さは、一流のボクサーの中でも群を抜いているように思います。僕も週一でボクシングをしていますが、なかなか思うようにできないものです。それでもパーソナルで元総合格闘家大山俊護さんに指導を受けていますので、かなり実践的というか、細かなアドバイスをして下さり、楽しいです。拳の握り方、タイミング、角度 など 細かく教えてくれるのですが、実際にこの微差が大差のパンチ力になるようです。知識は少し付きますから、ボクシングや総合などの試合の見方が変わり 楽しくなりました。