2021.12.20.

たくさん間違えてもいい、、、

プレゼンで言うべきことを忘れてしまった。作成した資料に誤字脱字がたくさんあった。出かける予定は明日なのに、今日だとすっかり思い込んでいた……。

大小はともかく、誰にもこのような間違いがあります。どんな間違いであれ、共通して言えるのは「恥ずかしい」と感じることです。

間違えると、恥ずかしい……。こう思うのは、間違えることを「悪いこと」のようにとらえているからです。多くの人は、そう思い込んでいます。

間違いは、決して「悪」ではありません。むしろ「いいこと」です。そうとらえるほうが、成長できるし、のちのちいいことが起こります。

確かに間違わないほうがいいですが、ゼロにすることは不可能です。いいえ、これは間違いです。「矛盾している」と思う人はいそうですが、ゼロにすることは可能。

なぜかと言うと、新しいことや難しいことをやろうとしなければ、間違いが起こることがないから。なんの行動もしなければ、間違いをゼロにできます。ただし、それを選択している限り成長せず、停滞もしくは退化の道を突き進むことになります。

そう、何か新しいことや難しいことをやろうとすれば、必ずと言っていいほど間違いは起こります。それを避けて通ることは、不可能。

間違いがあるのは、行動している証拠。同時に、成長の途上にあるということ。その間違いを克服することができれば、ワンランク成長できます。できることや選択肢が、増えていきます。

間違えるから、成長できる――。そう言い切っても、言いすぎではありません。たとえ間違ったとしても、「恥ずかしい」ではなく、「うれしい!」「ラッキー!」と思ったほうがいいです。

逆に言えば、「恥ずかしい」と思ってしまうと、「間違いがない」ことを優先してしまいます。行動をしなければ間違いが起こりませんから、どうしてもそれを抑制する方向にいきがちです。

もっとも、停滞もしくは退化に進んでいるということですから、本当はそちらのほうが恥ずかしいことです。

恥ずかしいのは間違えることではなく、停滞や退化すること。間違いを恐れるのは、意味のないことです。たくさん間違えてもいいからドンドン行動する人が、最終的には成長していきます。

(朝の独り言⭐️)
「本物の気づかい」中国語版が完成し、見本が送られてきました。
来年、中国TSUTAYAでのイベントを計画しているので、これで一歩前進です。実際、翻訳本を読んだ感想を 中国の方に聞いてみたいですね!今まで何冊も翻訳されてきていますが、今回は、反響など含めてとても楽しみです。