2022.1.11.

ご縁を育てていく、、、

世の中は何でできているのか。そんなふうに聞かれたら、あなたは何と答えるでしょうか。いろいろな言葉が出てきそうですが、ズバリ言うと、「ご縁」です。

目に見えないご縁で世の中は成り立っている――。こう言ったら、すべての人が「そうですよね」と納得してくれるはずです。

ご縁は、空気のように当たり前に存在するものではありません。自ら育てていくものです(「つくる」より「育てる」のほうが実態に即しています)。

ご縁に恵まれている人は、自ら育てていった人。「育てる」と言っていることからも分かるように、ご縁はすぐにできるものではありません。じっくり時間をかけていって、手にするものです。

促成栽培などもってのほか。慌ててつくろうとすると、すぐに枯れてしまいます。

どれくらいの時間をかければいいのかと言うと、早くて3年。10年かけてじっくり育てていけば、必ずご縁が結実します。一生モノのご縁と言ってもいいです。

「10年」と聞くと、気が遠くなる人もいそうですが、よくよく考えれば当たり前のこと。自分が交流している人間関係を仔細に見ていけば、誰もが実感できるはずです。

おそらく強固な絆で結ばれている人は、いずれも10年以上の付き合いがある人ばかりではないでしょうか。まさにじっくりとご縁を育ててきた証拠です。

育ててきたのは、あなただけではありません。あなたはもちろんのこと、相手もじっくりご縁を育ててきたから、今ではお互いに強固な絆で結ばれています。

そういう2人だからこそ、「つくる」ではなく「育てる」という言葉のほうがふさわしいと理解できるに違いありません。

このようにご縁を育てた人もいれば、恵まれない人もいます。なぜご縁がないのかと言えば、育てようとしていないから。

自分自身は何もせずに相手に育ててもらおうとする、あるいは促成栽培しようとする人は、ご縁に恵まれない人生を送ることになります。

この人たちも自ら「育てよう」という気になって、実際にそういう行動をしていけば、いつの日か相手とご縁ができるようになります。

なんのご縁もない人は、世の中には1人もいません。もし「ご縁に恵まれない」と嘆いている人がいるとすれば、自ら育てていないだけのことです。

(朝の独り言☆)
新型コロナウィルスがまた感染拡大してきました。感染しても重症化しないということですが、それでもやはり感染しないのが一番ですから予防対策は気を緩めることなくしたいと思います。病院での朝礼でも 感染予防をしっかりとしましょうと伝えています。
感染で一番困るのは、クラスターと濃厚接触者による社会活動の自粛期間ができることです。沖縄でも医療従事者が感染し、診療が制限されるなどありましたが、このようなことが一番困ることですから気をつけなければなりません。さて、北海道は大雪警報が出ています。私の地元でも50センチくらいの雪が降ると言われています。すでに静かにしんしんと降り積もり、スタッフが除雪をしています。朝には除雪業者が入りますが、今季一番の積雪になりそうな感じです。