ホメて育てる。ホメて伸ばす。ホメることの重要性は多くの人が認識し、かつ理解するようになっています。
どんな人であれ、怒られたり叱られたりするよりも「ホメられる」ほうが、いいに決まっています。またそのほうが「やる気」になるものです。
ホメることは短所ではなく、長所を見ること。それゆえにホメる人は、相手をより注意深く観察しなければなりません。「この人のいいところはないか?」と、長所を見つけるクセがつくと、相手が誰であれ、ホメられるようになります。
ホメることを日常的にしている人は多いですが、その一方で残念なことも起きています。それが何かと言うと、「ホメっぱなしにしている」こと。
「こういうところがいいね」「それはスゴイね」「よく頑張っているね」……
相手の長所を見つけて、ホメる……。ホメられたほうは確かにうれしいし、やる気が出ます。「何も問題がない」かのように見えますが、そうでもありません。それは、言いっ放しになっているから……。
するといいことが分かっているから、積極的にホメようとしますが、言った本人は1回やっただけで満足してしまっています。それは、「ホメて終わり」になっていることにほかなりません。
これは、ホメることが「義務化」しているようなもの。ホメ方がうまくない人の場合、イヤイヤやっているように映ります。
長所を見つけてそれを相手に伝えたことは事実であり、何もしていないわけではありませんが、たった1回しかホメていないのですから、相手からすれば「そんなことを言われたな」と思う程度で、印象には残りにくいです。
いつの間にか「ホメられた」ことさえ忘れてしまいます。結果的に「ホメていない」のと同じことになります。
ホメは、1回で終わりにするものではありません。何回してもいいものですし、またそうあるべきです。継続的にするから、言われたほうはやる気が高まって、一層の努力をします。ドンドン伸びていきます。
1回で終わるようなら、ホメたことにはなりません。何回も何回も継続的にするから、ホメられたほうはグングン成長していきます。ホメっぱなしにしていては、伸びる芽を摘んでしまう恐れがあります。
(朝の独り言☆)
地元の総合病院でも、新型コロナ感染者が出たということで紹介や外来を含め しばらく診れません。と連絡がありました。朝のテレビでレギュラーゲストに代わり5人中4人がピンチヒッターと芸能界にも感染者が増えてきていたり、沖縄でも医療機関での感染の問題など、今回の新型コロナは非常に感染力が高いことで今までと違う問題が生じてきています。いのうえ歯科でも感染対策はかなりしていますが、こればかりは全く予測ができません。
日々、朝礼でも感染予防について話をしますが、出来ることを最大限に努力!です。しかし 全国的にはこれからさらに増えると予想されます。感染予防をしっかりこの時期を乗り切りましょう。