ものごとのやり方は、必ずしも「1つ」と決まっているわけではありません。探せば、やり方はほぼ無限に存在します。
また人によって合う/合わないがあります。Aさんにとっていい方法が、Bさんにも合うとは限らないものです。その反対も当てはまります。
それなりの時間と手間をかければ、誰もがひととおりできるようになるという基本型は、もちろんあります。これならAさんもBさんもCさんも、違和感なく身につけることができます(それでもDさんのように「合わない」人もいます)。
最終的にはピッタリ合うものを自分自身で見つけて身につけていくしかないですが、それでもまずは基本型を身につける道を通ったほうがいいです。そこを通っても「ムダになった」ということにはなりません。
なぜオーソドックスな型を最初に身につけたほうがいいのかと言うと、「戻れるところ」だから。言ってみれば、原点。
自分に合ったやり方を模索するにしても、基本型があるほうがアレンジしやすくなります。試行錯誤するにしても、何回でも、かつ思い切ってできます。
試してみて「合わない」と判明したら、元に戻ればいいだけです。そう、基本型はものごとのベース。合うものが見つかるのなら、くら替えしてもいいです。
基本型が多くの人に合うのはそのとおりですが、必ずしも全員に合うとは限りません。その代わり、身につけやすいと同時に、アレンジしやすくなっています。身につけやすさと、アレンジのしやすさは、イコールです。
いったん身につけて、「これがいい」と思えば、そのまま続けてみます。「なんかしっくりこない」なら、そこからアレンジしていきます。
アレンジしたものがピッタリなら、続けていきます。やはりしっくりこないのなら、アレンジし直すか、原点に戻ってみます。
こういう試行錯誤は、基本型をきちんと身につけているから可能になります。それは、知られざるアドバンテージ。
最初から自己流で始めてしまうと、しっくりかつピッタリくるものが見つかるまで多大な時間をかけることになります。最後まで見つからず、うまくできずに終わる可能性も残ります。自己流は、身につけた基本型をアレンジした先にあります。
(朝の独り言☆)
患者様と話していて、時々 歯科以外の相談を受けることがあります。患者様のお付き合いしている方と価値観の違いからストレスで…とのことでした。
価値観の違いがないとすれば…それは運命の出会いですね(笑)
通常、あるのが普通だと思います。ただ、価値観の違いは人としてより成長する機会です。または バランス取れる人になるために必要なことですよ と私はお伝えします。
基本、こういった話は一般的だと思いますが、体験を通じてお話すると、不思議と凄く伝わるものです。
人生の学びは、体験をもって伝えると より良いと思います。