何かを始めるということは、考えてみれば、とてもスゴイことです。なぜならその何かのためにそれまでの仕事やライフスタイルをガラリと変えることになるから……。
大げさではなく、何かを始めることで人生が変わることもあります。これは、声を大にして伝えなければならない、大事なことです。
たとえば、毎朝ジョギングを始めるとします。その距離が5キロしかないとしても、着替えやウォーミングアップまで加えたら、おそらく1時間を要します。その1時間を捻出するのは、並大抵のことではありません。
夜は早く寝て、朝は早く起きる。これは、ほんの皮切り。
仕事や勉強は、これまでよりも相当早く終わらせなければなりません。残業や徹夜など、もってのほか。そんなことをしていたら、3日坊主にすらなれません。
1日の中でジョギングの1時間を捻出するためには、仕事・プライベートのすべての見直しを図る必要があります。やっていることすべてに対して、要不要、および効率的なやり方の検証が不可欠になってきます。
ここまでやるから、いいえ、ここまでやってようやく、ジョギングの1時間を捻出できます。同時に、1日の時間の使い方がガラリと変わります。
何かを始めると、本当に人生が変わります。冒頭で言ったことが決して「大げさではない」と、理解してもらえるはずです。
1つのことを始めるためには、そのものごと以外のすべてについて見直しをしなければなりません。それは、たんに何かを1つ増やしただけにとどまらないということ。
その始めた1つは、ほかのあらゆることに影響します。にもかかわらず、ほかへの影響を考慮せずになんとなく始めてしまう人は、少なからずいます。
3日坊主で終わってしまう人のほとんどは、そのものごとが大変でつらいからやめてしまったのではありません。
仕事や家事など、それ以外のことに支障をきたすから、「これ以上はムリだ」と判断して、早々にやめてしまいます。その原因は、1つのことを始めたことによって生じる影響を考慮しなかったから……。
どんなことであれ、始めたことが続くのはスゴイことです。続いたのは、ほかのすべてに支障をきたさなかったということですから、成長した証拠でもあります。始めたことで大きく成長するのですから、人生が変わるのは当たり前です。
(朝の独り言☆)
普段生活していますと、いろいろな面で断る機会がありますが、断られることもあります。断り方って本当に難しいですよね。言い方によっては 相手を不快にもします。実際、僕自身あまりムカついたりしませんが、それでも 全く無いというわけではありません。では、上手な断り方とは どんな断り方なのか、ということになりますが、一言でいえば 相手の立場をよく考えての対応ということかもしれません。とは言っても難しいですよね。僕自身、人間分析学をたくさん勉強してきました。そのことが人間関係に凄く役立っているように思います。
まだ先ですが、4月24日溝口メンタルセラピストスクールプレ講座で「自己肯定は、一つ間違うと自己否定に」というテーマでお話しします。是非、関心ある方は、以下のページからお申込み下さい。皆さんとお会いできること、楽しみにしています。