仕事とは、やるべきことを所定の時間内にしっかり終わらせること――。そう言っても、決して的外れではありません。
そのためには、まずは与えられた仕事をきちんと終わらせます。今はバリバリと活躍しているあの人にも、目の前の仕事を時間内に終わらせることに四苦八苦していた時期があります。どんなビジネスパーソンも、ここが始まりです。
きちんと終わらせるとはどういうことかと言うと、発注した人がOKしてくれること。自分では「よくできた!」と思っていたとしても、発注した人が「全然ダメ」とNGを出すようでは、終わったことにはなりません。当然、やり直しを命じられます。
「これのどこがダメなんですか!」と食ってかかるのは、悪あがき。発注者が「これでいい」と納得してくれない限り、最低でも「まあ、いいだろう」と満足してくれなければ、目の前の仕事をいつまでも続けることになります。
仕事の可否を判断するのは、あくまでもクライアントや上司といった発注者。いくら自分目線で「よくできた」と思えても、相手から「なんの問題もない」と見られなければ、「仕事をやった」とは言えません。
「要求が厳しすぎる」と思うのは、不遜です。相手の求めているものをつかんで、「よくできている」と納得も満足もしてもらえるように打ち込んでいくのが、仕事。一人前のビジネスパーソンであれば、そういう仕事のやり方をしています。
まずは相手の求めているレベルをクリアすること。これが、最低限やるべきことです。そのうえで納期にしっかり間に合うこと。とりあえずこの2つを満たしていれば、発注者には満足、あるいは納得をしてもらえます。
そのうえで求めている以上の高いレベルを実現できれば、発注者に感動してもらえます。「あなたにこの仕事を頼んでよかった」と言ってもらえるのは間違いないですが、それは最上級のホメ言葉です。
あなたに頼んでよかった――。そう言ってもらえるのが、本当の意味での仕事の終わり。すべてのビジネスパーソンは、ここを目指すべきです。
いきなりここに到達するのは難しいので、まずは満足してもらう、あるいは納得してもらうことを目指します。ここまで来れば、ひとまず「仕事が終わった」と安心しても大丈夫です。それ以下であるならば、決して「仕事が終わった」とは言えません。
(朝の独り言☆)
いよいよ今月末くらいから、本格的に準備してきていたものが動き出します。準備期間も楽しいですが、実際に情報発信を リアルにセミナー、講演、また書籍でできる方が エネルギーが湧いてきます。
23日(土)は、プロフィールとキャリアの作り方についての講演会、24日(日)は、溝口メンタルセラピストスクール プレ講座講演になっています。
最近になり 新たな企画の話もさらに頂いています。これからどんどん動きますので、是非、実際お会いに来てください。