2022.4.17.

求めているものは、いつも自分の中にある、、、

「この仕事を続けてもいいのだろうか?」「このままここにいてもいいのかな?」……

 自分が就いている仕事や、置かれている環境について、「何か違う。このままで大丈夫だろうか?」という違和感を持つことは誰にでもあります。もしかしたら、今まさにあなた自身がそういう違和感を持っているのかもしれません。

その違和感は、うまくいっていないから持つとは限りません。確かにうまくいっていないときに「ほかの仕事のほうが自分を活かせる」と思いがちですが、うまくいっている人でも「私にピッタリの環境はここではない、どこかにある」と感じることもあります。

 うまくいっている/いないにかかわらず、違和感を持ってしまうのには、原因があります。それは、自分自身が本当に何を求めているのか分かっていないこと。これは、今の仕事や環境に満足も納得もしていないあなたにも当てはまることです。

「これだ!」と自分自身が求めている仕事に環境に出合っているのなら、うまくいっている/いないに関係なく、違和感を持つこともありません。持っている力を100%発揮するだけでなく、さらに自分自身を高めようとします。

レベルが高い仕事や複雑な案件にも、臆することなく取り組めるはずです。「もっと自分を活かせる仕事(環境)がいい」と思うことも、不安や心配になることもありません。それは、自分自身が本当に求めているから……。

自分自身が求めているものに気づくのは、カンタンだとは言いませんが、誰にでもできることです。必要なのは、自分自身に素直になること。

「こういうことがしたい」「こういう場所にいたい」という自分のココロの声をしっかり聞き取って、それに応えるだけです。求めているものは、いつも自分の中にあります。

 もしそれを「難しい」と感じてしまうとしたら、周りの人やいろいろなことに影響されているから。

仲のいい人や憧れている人が実践しているのを見ると、「私もこういうのがいい」「私もこういうことをやりたい」と感化されて、それを自分自身の本音だと錯覚している可能性が大です。

それはあなたが本当に求めているものではないから、違和感を持つことになります。実にシンプルな結末です。

何ものにも惑わされず、自分自身が本当に求めている仕事に就いたり環境に身を置いたりする――。

それができれば、違和感はすぐになくなります。うまくいっている/いないにかかわらず、「これでいいんだ「これで生きていく」という確信を持てるようになります。

(朝の独り言☆)
中村天風先生の言葉に、「邪なるものは、正しきものに敵することはできない。」
――消極的観念は、必ず積極的観念に負ける。絶対に積極的観念のほうが強い。
あってはいけないものは、なきゃならないものに負ける。これは真理。
積極的な態度は、潜在意識に同化する。とあります。
いかに天風先生の時代から潜在意識が人生に大切かを伝えています。
現在、KADOKAWA出版と潜在意識のプロジェクトを企画しています。
こちらも楽しみにしていてください。