「この仕事をしてよかった」「もうこの仕事をやめられない」「この仕事が好き」……
そんなふうに思うときがあるとすれば、まさに仕事の喜びを味わった瞬間。どんな職に就いているのであれ、とても幸せなことです。その喜びを得られるのは、顧客が満足してくれたときです。
結果を出すことも喜び。できなかったこと/苦手なことができるようになったことも喜び……。仕事における喜びはさまざまですが、やはり顧客が満足してくれたときに得られる以上のものはありません。
「大口の契約を取った」という喜びも確かになかなか経験できるものではないですが、意外と再現性に乏しいものです。継続性、熱中性にも欠けます。
なぜ顧客が満足してくれることが喜びなのかと言うと、「役に立つことができた」からです。それは、顧客のことを考えて、少しでも役に立てるように自分自身が真摯に行動した結果です。
たくさんある同業他社の中から選んでくれて、なおかつたまたま自分が対応して、「こういうふうに使います」「こういうときに便利ですよ」と説明したところ、「これがいい」と満足してくれた購入してくれた……。
言葉にすれば味気ないですが、そのちょっとしたやりとりで顧客が満足してくれたとすれば、冥利に尽きるし、「もっと役に立ちたい」と思うものです。
知識・スキルが十分ではなく経験が少ないとしても、そんな自分でも「顧客の役に立つことができた」と実感できるから、喜びを感じられます。その喜びは、ほかでは決して得られないものです。
顧客が満足してくれると、「もっと役に立ちたい」と成長意欲をかき立ててくれます。実際に成長して顧客に満足してもらうと、その喜びは余計に大きくなります。「もっともっと役に立ちたい」と、さらなる成長意欲をかき立ててくれます。
この喜びには、再現性があります。持続性も熱中性も兼ね備えています。
顧客が満足する→喜ぶ→成長する→顧客が満足する→喜ぶ→成長する……
この無限ループに入ることができるのは、顧客が満足してくれたときに得られる喜びだけです。これこそ「仕事における最大の喜び」と言い切ったとしても、反論できる人はおそらく1人もいないはずです。
(朝の独り言☆)
最近、KADOKAWAの関係で、30代女性の著者さんとの対談が続きました。さすが本を出版されている方ですから、笑顔、考え方、行動力など、本当に素晴らしいと思いました。人は、なるべきしてなるなと思います。あとは、皆さん、共通なのは潜在意識を勉強していること。やはり、潜在意識を理解することなく人生は上手く行くことはない。と思います。僕は、潜在意識を制する人は人生を制する。といつも言っていますが、是非、潜在意識を学ぶことをお勧めします。