2022.9.10.

仕事における体力をつける、、、

 どんなことをするにあたっても、体力の「ある/なし」は、結果に大きく影響します。体力は「ない」より「ある」ほうが絶対にいいです。仕事においては、なおさら。

 仕事における体力は、一般的なそれとは似ている部分もありますが、異なるところもあります。運動したりトレーニングしたりすれば、自然に身につくものでもありません。

むしろ仕事をやっていくうちに、身につくようになります。意識して身につけるのではなく、きちんと仕事に向き合っていれば、誰でも自然にものにできます。

 仕事の体力とは、次の3つで構成されます。1つ1つ説明していきます。

1つ目が、最後までやり抜く。いわゆる完走力。マラソンで言えば、どんなに時間がかかっても、スタートからゴールまでたどり着けること。

 途中で歩いたり休んだりしても、OK。制限時間内にゴールできれば、「完走できた」と見なされます。とにもかくにも最後まで続ける力は、仕事をするにあたって、誰もが持っていなければならないものです。

 2つ目が、軌道修正する。うまくいかなかったら、ほかのやり方に変える。取り組んでいる内容を抜本的に入れ替える。こうした軌道修正が、特にピンチに追い込まれた状況でできるようになっていなければ、仕事で結果を出すのは難しいです。

マラソンで言えば、体調や状況に応じて、ステップを大きくしたり、反対に小さくしたりというように、走り方を変えるということ。こうした軌道修正は、体力が備わっていないと、意外とできないものです。

3つ目が、勝負どころで抜け出す。マラソンで言う、ラストスパート。「ここだ」と見極めたところでスパートするには、十分な体力が残っていなければなりません。

スパートするには、それだけで負荷がかかります。それは、「完走する力」にプラスして、「スパートする力」を備えていないとできないことを意味します(軌道修正も重要ですが、スパートのほうが仕事の体力においてより大きなウェートを占めます)。

完走するだけが、仕事の体力ではありません。スパートする力も残しているのが、仕事における体力。このことを理解している人は、それほど多くありません。

仕事における体力は、毎日真摯に取り組んでいるうちに、いつの間にか身についていくものです。年齢や経験も関係ナシ。いつでもどこでもどんなときでも、身につけられます。このことは、明確に言い切ることができます。

(朝の独り言)
今日は、朝6時に起きスタート!忙しい一日でした。最近はズームが多く、リアル講演やセミナーが少ないので、少し話し慣れない感じがしたりします。自分的にですが!こういう時には、「速聴」で頭を活性化させます。
明日もズーム講演です。参加者に少しでも役に立つよう、わかりやすく笑顔でお話ししたく思います。